浦和レッズ、開幕戦勝利も不安になる内容。「引き分けが妥当だった」


 一方の浦和は、慣れ親しんだ3−4−2−1の布陣から4−4−2へとシステムを変更。この新機軸の機能性と、新戦力のレオナルドのパフォーマンスが焦点となった。

 しかし、立ち上がりから湘南の圧力に押され、防戦を余儀なくされてしまう。早々に失点し、反撃に打って出ようとしても、危険な位置でボールを失い、際どいシーンを作られた。

「相手が前からプレッシャーをかけている時に、うまくつなげなかった。(ボールを)取ったあとの出足もよかったので、こっちがやりたかった2次攻撃、3次攻撃を逆に相手にされてしまった」

 柏木陽介が振り返ったように、前半は完全に湘南にペースを握られた。

 それでもこの苦境を脱せたのは、新生2トップの存在があったからだ。39分に興梠慎三、42分にレオナルドが立て続けにゴールを奪い、一気に試合をひっくり返した。

 なかでも際立ったのは、レオナルドだ。

 エリア内で秀逸な動きを見せる新戦力は、ゴールシーンでも直前でコースが変わったボールに瞬時に反応し、見事なヘディングシュートを決めている。このブラジル人ストライカーがいきなり結果を出したことは、浦和にとっての大きな収穫だろう。


 左サイドで躍動した汰木(ゆるき)康也もインパクトを放った。単独突破で局面を打開し、興梠の同点ゴールを演出している。

 また、豊富な運動量で中盤を引き締めた柴戸海も、及第点のパフォーマンスを披露した。彼らがスタメン争いに名乗りを上げたことで、槙野智章や青木拓矢、長澤和輝といった昨季の主軸がベンチスタートとなった。

 ほかにも武藤雄樹や杉本健勇、マウリシオといった面々が控えている。補強の頭数は少なかったにもかかわらず、昨季よりも選手層の充実ぶりをうかがわせている。

 ただし、目立ったのは個人の力。とりわけ攻撃面における連動性は乏しく、単発に過ぎなかった。決勝点の場面でも、マルティノスのスピードに助けられた部分が大きく、いい距離感を保ち、スムーズなコンビネーションで打開する湘南のそれと比べて、完成度は見劣りした。

 それでも勝ったという事実こそが、浦和にとっては大きいだろう。

「勝利するのが一番大事だった。最後まであきらめずに戦えたのは去年とは違うところかなと思うので、そこはポジティブに捉えています」


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