欧州サッカーは驚きの高額放映権料。リーグ再開へプレッシャーの裏事情

       

 ヨーロッパサッカー界はドイツのブンデスリーガの再開を受け、イングランドのプレミアリーグ、スペインのラ・リーガ、イタリアのセリエAもそれに追随すべく、シーズン再開に向けた動きを加速させている。

欧州サッカーは驚きの高額放映権料。リーグ再開へプレッシャーの裏事情

マスク着用で練習を行なうシャルケの選手たち

 チーム練習やリーグ戦再開に向けた詳細なガイドラインも定まりつつあり、新型コロナウイルスの感染状況と各国政府の判断次第では、すでに打ち切りを決めたフランスを除くヨーロッパのビッグ4は「無観客でのシーズン再開」が現実味を帯びてきた。

 とはいえ、まだ感染が続くなかでの再開には、リスクが伴う。

 実際、先陣を切ったドイツでも市民の約半数がブンデスリーガ再開に反対しているという世論調査も報じられ、プレーすること自体に身の危険を感じている選手たちの声も聞こえてくるのが実情だ。

 しかし、それでも各リーグは無観客でのシーズン再開を急がなければならない事情がある。なぜなら、彼らの重要な財政基盤となっているテレビ放映権収入を巡って、ここにきて各ライツホルダーからのプレッシャーが強まっているからだ。


 英国のBBCが「仮に無観客でプレミアリーグを再開できた場合でも、プレミアリーグのクラブ側はライツホルダーに対して計約3億4000万ポンド(約446億円)の放映権料の払い戻しが要求されている」と報じたことは、その一例と言っていいだろう。

 同じ日、イタリアの通信社も「ライツホルダーが(セリエAに対し)今季の分割払いの最終支払い額にあたる2億2000万ユーロ(約255億円)の支払いを停止した」ことを報じている。

 もし、このままシーズンを再開できなければ、それによって各クラブが被る経済的ダメージは計り知れない。テレビ放映権収入を失うことで、多くのクラブが経営破綻する。

 健康のリスクを冒してまで、彼らがシーズン再開に突き進まなければならない理由はそこにある。もちろん、彼らにプレッシャーをかけるライツホルダーたちも、多額の資金を投じているだけに必死だ。

 では、そもそも現在5大リーグはどれほど高額なテレビ放映権収入を得ているのか? そんな素朴な疑問に答えるべく、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)が公表しているレポートから、2019−2020シーズンにおけるヨーロッパ5大リーグのテレビ放映権収入の現状について整理してみる。


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