山本昌も驚くヤクルト石川雅規の進化する技術。「200勝に届くと思う」

 6月19日、ようやくプロ野球に”球春”が訪れる。ヤクルトの高津臣吾監督は開幕投手に40歳の石川雅規を指名した。ベテラン左腕にとって9度目の大役だが、40代での開幕投手は1998年の大野豊氏(広島)以来、史上5人目(通算6度目)の快挙となる。

山本昌も驚くヤクルト石川雅規の進化する技術。「200勝に届くと思う」

3年ぶり9回目の開幕投手となったヤクルト石川雅規

 解説者の山本昌氏は「今年はイレギュラーなシーズンになるわけですから、まずは投手陣の柱を1本つくりたいということで、高津監督らしい判断だと思いました」と話す。

「石川くんは春のキャンプの時点で開幕投手に指名され、そこから延期になったことでプレッシャーは相当だったと思います。でも、そのなかで緊張感を保ちながら、練習試合でも安定した仕上がりを見せていました。これがベテランの技ですよね。実績があり、責任感が強く、人望もある。なにより、春先は調子がいいですからね。そういうことも含めて、石川くんの開幕投手は大賛成です」

 山本昌氏も現役時代、開幕戦のマウンドに4度立っている。

「シーズン初めての登板ですし、やっぱり特別な試合です。ほかの試合と疲労感がまったく違います。普段なら5イニングぐらいでくる疲れが、2、3イニングあたりからくるんです」

 “通常”の開幕戦でもタフなのに、今年は約3カ月遅れての開幕となった。

「まず開幕延期が決まって、キャンプとオープン戦で仕上げた体が白紙になりました。その後、自主練習を経て、全体練習が再開し、練習試合となりましたが、やはり実戦機会が少ないですよね。石川くんだけでなく、万全の状態で開幕に入れる選手はいないと思います。そういう意味で、急ピッチで仕上げたあとのケガが怖い。開幕は8~9割の状態でもいいと割り切り、試合をしていくなかで100%に仕上げていくことが大事だと思います」

 今シーズン、ペナントレースは144試合から120試合に短縮され、しばらくは無観客試合が続くなど、未知のシーズンを送ることになる。

「6連戦が続き、開幕投手の石川くんは常に相手のエース格と投げ合うことになります。そういう意味でも困難なシーズンになると思いますが、そのなかで石川くんの粘り強さ、堅実さ、そして経験は大きな武器になるでしょう」

 神宮球場で行なわれる開幕戦の相手は中日で、大野雄大と投げ合うことになる。昨シーズン、石川の中日戦の成績は4試合に先発して1勝1敗、防御率2.45。

「ドラゴンズは要所に左打者がいるので、そこをどう抑えるかでしょうね。とくに4番・ビシエドの前後を打つであろう、京田陽太、大島洋平、高橋周平に対してどう攻めるのか。たとえ失点しても、最少失点で抑えられるか。先程も言いましたが、開幕は8~9割の状態でもいいと割り切り、完投や完封は考えず、まずは5、6回をしっかり投げるという気持ちで頑張ってほしいですね」


あわせて読みたい

webSportivaの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

野球ニュースアクセスランキング

野球ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年6月17日の野球記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

プロ野球、MLB、日本代表、甲子園や人気の野球選手など野球にまつわる情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。