猶本光を突き動かすドイツで生まれた感情。来年の五輪までの目標は

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◆「移籍前、浦和レッズで最後の試合に出場」の記事はこちら>>

 7月18日、なでしこリーグはリモートマッチ(無観客試合)という形で、約4カ月遅れの開幕を迎えた。

 開幕ダッシュに成功しつつある浦和レッドダイヤモンズレディースは、2連勝を挙げて首位に立っている(7月31日時点)。開幕戦では前半に攻撃陣が爆発し、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに勝利。第2節は、アルビレックス新潟レディースに2点のビハインドからの大逆転で2勝目。勢いと粘りのあるサッカーを見せるそんな浦和の中でも、新たなプレーでサポーターを楽しませているのが猶本光だ。

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なでしこリーグの開幕戦から勝利に貢献した猶本光

 浦和からブンデスリーガ(ドイツ)のSCフライブルクへ完全移籍したのは、2018年6月。世界屈指のハイレベルなスピードサッカーに揉まれ、研鑽を積んだ猶本は、今シーズンから古巣の浦和へ復帰を果たした。

 彼女がSCフライブルクで戦っている間に、浦和の指揮官には森栄次監督が就任し、プレースタイルはつなぐサッカーへと変わった。フィジカル面でも準備が整い、3月の開幕に向けてチーム力を上げていこうというタイミングで新型コロナウイルス感染症の蔓延により、リーグ開幕が延期になった。

 ただ、多くの活動が制限されるこの期間も、猶本は自分のトレーニングができると前向きに捉えていたという。

「近くの公園でランニングしたり、坂道でスプリントをしたり、芝生のあるところでボールを蹴ったり、いろいろ工夫をしてトレーニングをしていました」

 どれだけ真剣に取り組んできたのかは、プレーを見れば一目瞭然だ。「自粛期間が明けてからもコンディションは上がってきている」と言い、それについて話を振ると実に猶本らしい答えが返ってきた。

「調子がいいと思っていると、そこが限界みたいになっちゃうことってあるじゃないですか。だから”今”(の状態)を最低限のパフォーマンスと考えることで、もっと自分の調子を上げていけたらいいなって思うんです」


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