欧州組のみの日本代表の守備は安定。では攻撃面で残った課題とは?

       

 同じようなシチュエーションでも監督が変われば、求められるプレーが変わるのがサッカーだ。たとえば、パスを出したあとひとつにしても、味方から「離れろ」というチームもあれば、「近づけ」というチームもある。

 各クラブでシステムも違うし、求められるポジショニングも変わる。それを短期間で調整して臨むのが代表戦なのだが、今回は1年ぶりということもあって、連係・連動に多少のズレがあった。

 コンビネーションに関連して言えば、大迫のポストプレーがない時に、どうやって攻撃を構築するかという課題は相変わらず残った。

 日本代表のストロングポイントは2列目で、大迫がポストプレーをすることで、2列目の選手たちとコンビネーションが生まれる。

 しかし、コートジボワール戦に出場した鈴木武蔵(ベールスホット)の特長はポストプレーにはなく、DFラインの裏への抜け出しにある。本人も「それで勝負する」と言っていたが、裏への抜け出しをつづけると2列目との距離感が開く傾向にあり、2列目の選手との連係に難しさが出てしまう。

 最前線に南野を置いて、鎌田大地(フランクフルト)をトップ下に入れる『ゼロトップ』という考え方もある。前線の空いているスペースに個々が流動的に入っていくものだが、果たして世界の強豪国と対戦した時に、それができるかどうか。

 ブラジル代表のように、自分たちの力を出せば勝てるという横綱相撲を取れるほど、日本サッカーはまだ強くはない。それはドイツ大会やブラジル大会のW杯で学んだことでもある。次のW杯に向けて、さまざまな戦い方を身に着けて、相手によって引き出しを使い分けられるようにしてもらいたい。

 日本代表は11月に、今度はオーストリアでパナマとメキシコ代表と親善試合を行なう。注目したいのは、攻撃面だ。今回露呈したコンビネーション不足をどこまで修正できるのか。守備では、吉田と冨安の代わりとなる選手を試すのではないか。

 日本代表が強くなっていると感じられる試合を期待している。

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