髙橋大輔、アイスダンスデビューで食生活にも変化。新たな物語の始まり

髙橋大輔、アイスダンスデビューで食生活にも変化。新たな物語の始まり

アイスダンスデビューした髙橋。シングル時代とは違った新たな一面を見せた

 そう語った髙橋は、アイスダンサーとしての一歩目を刻んだ。

 昨年9月にインタビューをした時、髙橋は頬がこけ、痩身が際立っていた。当時は33歳という年齢で復活2年目のシングルスケートを戦い抜くため、食事とトレーニングで体重を制限していた。年を取るたびに瞬発力は衰える。ジャンプを跳ぶには、重さ(=余分な肉)をすべてそぎ落とさなければならなかった。体脂肪率は5%以下で、高校生の頃の体重まで戻していた。

 アイスダンサーとして再びリンクに戻ってきた髙橋は、まず体つきが変化していた。例えばパートナーを持ち上げるリフトを成功させるには、単純に筋肉もつける必要があった。

「食事の面から、肉体改造はしました。シングルの時はなるべく体重を増やさないように、と気をつけていましたが、アイスダンスでは、食べて、食べて、という感じで。筋肉をつけるために、食事やトレーニングのやり方を変えて、リフトもできるようになってきました。でもリフトの途中で呼吸が止まったり、余裕がなかったり、そこは課題ですね」

 ほとんど一からのスタートだった。滑るのが一緒なだけで、スケート靴からして構造が違うのだ。

「つま先をきっちりと合わせる!」「ホールドの支点!」

 マリナ・ズエワコーチからは、耳にたこができるほど指摘されたという。スピン、リフトの習得は時間が必要で、ボディーラインの傾斜やエッジワークの高さなど、細かいところをまだまだ高めなければならない。今年1月に結成後も、コロナ禍で活動は大きく制限され、今回たった2カ月でプログラムを作り上げてのデビュー。その点、トレーニングの濃厚さが伝わる出来だった。

「シングルとアイスダンスはまるで違う競技なので。初お披露目で最初から最後まで大きなミスなくできたのは、大ちゃん(髙橋)に100点をあげられると思います」

 リズムダンス後、村元は笑顔を浮かべて言った。

「今は始めたばかりで、どういうチームになるのか、ワクワク感がありますね。マリナ(ズエワ)コーチにも、『あなたたちは新しい風を起こす、世界で戦えるダンスチームになるわ!』と言ってもらっているので、その言葉を信じて練習あるのみだと思っています」

 フリーダンスでは、"洗礼"も受けた。

 髙橋がツイズル(多回転ターン)でまさかの転倒、足が突っかかりそうになってトランジション(つなぎ)でもミスが出た。どれも、練習でもめったに出ないミスだという。試合独特の緊張感とも言えるがーー。その想定外を感じられることこそ、アイスダンスという世界に入ったことの証なのだろう。


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