◆12球団の「もったいない選手」たち>>
一方、大ベテランの域に差しかかっている選手の数字には、ある種の感慨をもたらしてくれる。鳥谷敬(ロッテ)、内川聖一(ヤクルト)、福留孝介(中日)、能見篤史(オリックス)たちは大ベテランならではの記録に挑戦しようとしている。
鳥谷敬(ロッテ)
通算9000打席(過去20人達成)まで残り314打席
通算3000塁打(過去61人達成)まで残り48塁打
過去の達成者数を見てもわかるように、通算9000打席はある意味、2000本安打よりも難易度が高い。プロ18年目を迎える鳥谷は2年目以降、毎年のように500~600打席以上立っていたが、阪神での最終年となった2019年は105打席、ロッテ移籍1年目の昨年は39打席と年々打席数を減らしているが、少しでも偉業に近づいてほしい。
内川聖一(ヤクルト)
通算2000試合出場(過去51人達成)まで残り23試合
通算200本塁打(過去109人達成)まで残り4本
通算400二塁打(過去12人達成)まで残り43本
通算1000打点(過去46人)まで残り43個
今シーズンからヤクルトでプレーする内川は、セ・パ両リーグそれぞれで1000安打という、過去に大杉勝男氏(元ヤクルトなど)、落合博満氏(元中日など)、和田一浩氏(元中日など)しか達成したことのない記録も控えている。
福留孝介(中日)
通算400二塁打(過去12人達成)まで残り4本
通算1000四球(過去18人達成)残り18個
通算2000試合出場(過去51人達成)まで残り91試合
通算2000本安打(過去53人達成)まで残り91本