2016年ドラフト「高校BIG4」の今。同期の山本由伸、早川隆久には負けられない

 寺島成輝は高校2年秋の時点で「来年のドラフト1位候補」と評されたように、早くから世代を牽引してきた。寺島の武器は実戦での強さ。場面に応じてギアを切り替えるかのような、高校生らしからぬ老獪(ろうかい)さは目を引いた。

 ドラフト直前、ヤクルトはメディアに「誰を指名するか決まっていない」と煙幕を張ってまで、寺島の単独1位指名に執念を見せた。BIG4のなかでもっとも計算が立ちやすい投手と見られただけに、投手難に喘ぐヤクルトにとって寺島は救世主のはずだった。

 ところが、プロ入り後に寺島の運命は暗転する。本来の速球のスピード・キレが影を潜め、思うような結果が出ない。2年目の春季キャンプで紅白戦に登板すると、寺島が打ち込まれて一向に攻撃が終わらなかったため、イニング途中で強制終了という屈辱的な一幕もあった。

 それでも、4年目の昨季はストレートがようやく復調。中継ぎとして30試合に登板し、1勝0敗3ホールド、防御率2.48と一軍戦力になった。それでも、今季はオープン戦から不安定な内容で、開幕早々に一軍登録を抹消された。

 入団時の期待の高さを思えば、まだまだ物足りなさは残る。首脳陣は先発投手としての適性に期待しており、今季以降が勝負になる。

 なお、寺島もオープン戦で阪神・佐藤輝明から5号本塁打を浴びており、佐藤の恐ろしいパワーを目の当たりにしている。

◆奥川、吉田、佐々木で今季一番輝くのは誰か>>

 藤平尚真は中学時代から「スーパー中学生」と話題になった大器だった。野球ではUー15日本代表に入り、走り高跳びの選手としても全中2位、ジュニアオリンピック優勝。なお、全中では学校の備品のスパイクを履いて臨み、不憫に思った陸上の顧問の教員が新しいスパイクを藤平に買い与えたところ、ジュニアオリンピックで優勝するという逸話を残している。


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