ドラフト最下位、育成契約、戦力外…あきらめない男、ヤクルト今野龍太のプライド

 そして4月13日のDeNA戦(神宮球場)では、チームが5点リードの7回表のマウンドに送り出された。リードした場面での登板はじつに8年ぶりとなった。

「『久しぶりだな』という意識はなかったです(笑)。とにかくテンポよく投げて0点に抑えて、いい流れで攻撃につなごうと......。そのことだけを考えてマウンドに上がりました」

 一死後、宮﨑敏郎にソロ本塁打を浴びるも後続を断ち、ヤクルト移籍後26試合目にして自身の投げた試合で初めて勝利のハイタッチの輪に加わった。

「勝って終われたという安心感はありました。言葉で表現するのは難しいですが、(ハイタッチは)今までと違う感覚がありました」

 高津臣吾監督は今野の投球について、「去年の経験が生きていると思います」と言って続けた。

「中継ぎにはいろいろな役割があります。モップアップ(敗戦処理)というか、試合をもう一度つくり直す役割であったり、勝ちをそのままクローザーへ渡す役割であったり......。ここまでの彼はすごくいろいろな役割をしっかりこなしてくれています。どの場面でも信頼してマウンドに送ることができるし、本当にいい仕事をしてくれています」

 今野は4月22日の広島戦(マツダ)でプロ初ホールドを記録。翌日の中日戦(神宮)は同点で迎えた6回にマウンドに向かうも、先頭の阿部寿樹を自らのエラーで出塁させてしまう。この場面について「去年の開幕戦を少し思い出しました......」と振り返った。


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