嗚呼!すばらしき球団・クラブ愛 『ファン魂』
連載 第5回 乃木坂46 柴田柚菜(千葉ロッテマリーンズ)
インタビュー後編
芸能人など著名な方々が、自身が好きなプロ野球球団やサッカークラブなどについての"愛"を語る連載『ファン魂(たま)』。
第5回は千葉ロッテマリーンズ推しの乃木坂46・柴田柚菜さんにインタビュー。
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チアスクールやアルバイトでマリンスタジアムに通っていた柴田柚菜さん
ーーZOZOマリンスタジアムで売り子のアルバイトをしていたそうですが、いつ頃の話ですか?
柴田柚菜(以下、柴田) 高校生になってすぐですね。私としてはとにかくアルバイトを経験したいと思っていて、じゃあ何をやろうかと考えた時に、小さい頃からスタジアムで見て素敵だなって思っていた売り子さんだって。アイドルと一緒で、私にとってすごくキラキラとした存在だったんですよね。やっぱり、かわいいユニフォームを着てアルバイトしたいじゃないですか。
ーーたしかにユニフォームでテンション上がりそうですね。
柴田 あとはロッテファンの皆さんが声をそろえて歌う、選手の応援歌を聞きながらアルバイトができるというのも魅力的でしたね。チアを習ってマリンスタジアムでも踊っていた小学生の時もそうでしたが、応援が大迫力の外野席へはやっぱり恐れ多くて行けませんでした(笑)。
ロッテは「大切な存在」と語った柴田さん
ーーどの選手の応援歌が好きでしたか?
柴田 うーん、どの選手の応援歌も好きなんですけど、特に藤岡裕大選手の応援歌が耳に残っています。一度、ある番組で無意識のうちに口ずさんでしまっていて、ツッコまれたことがあります(笑)。
ーーハハハ。
柴田 ソフトドリンクでした。やっぱり売り子さんの花形であるビールを担当したかったのですが、高校1年生だったので......。
ーーそうですよね。どれくらいの期間、売り子をやっていたのですか?
柴田 実は乃木坂46のオーディションと並行しながら売り子をしていて、自分の中ではオーディションに通るまでと決めていたんです。それで8月に受かったので、結局4カ月くらいの期間だったんです。短い期間でしたが、すごくやりたいことだったので経験できて本当によかったし、楽しかったです。
常連さんもいらっしゃって、皆さんよくしてくれました。ただ、たまに「写真撮ってください」とお願いされることがありましたが、オーディションに受かった時のことを考えて断ったりしていたんです。「他の人は撮ってくれるのに」ってお客さんから言われて、心苦しかったんですが先々のことを考えたらなかなか難しいですよね。
ーー先のこともしっかり考えていたんですね。その後、乃木坂46に加入するわけですが、現在はロッテの勝敗や選手のことは日ごろから気になりますか?
柴田 もちろんです。時間があれば中継を見ていますし、観戦できない時はスマートフォンで速報をチェックしています。
ーー野球関連の仕事で目標はありますか? 例えば、マリンスタジアムで始球式など。
柴田 実は乃木坂46に入った当初から、マリンスタジアムで始球式をするのが夢と言っていたんです。あとはできることならマリンスタジアムでライブもしてみたいですね。本当に好きなんです、マリンスタジアム。
ーー始球式やライブの実現する日が楽しみですね。では、最後に柴田さんにとって千葉ロッテマリーンズとは?
柴田 小さな時から慣れ親しんだチームであり、自分にとって大切な存在です。もっとロッテのことを勉強して、一緒にお仕事できるようになれればいいなって思っています。ロッテの活躍を見て、私も力をもらっているので、一緒に頑張っていけたらなって。そして、やっぱりリーグ優勝して日本一になりたい。
【profile】
柴田柚菜 しばた・ゆな
2003年3月3日、千葉県生まれ。幼少期からアイドルになるのが夢で、2018年8月にオーディションに合格し、4期生として乃木坂46に加入。小学生時代に千葉ロッテマリーンズの公式チアパフォーマーが講師を務める「マリーンズ・ダンスアカデミー」に通う。高校時代には高校野球のチア応援やZOZOマリンスタジアムの売り子のアルバイトを経験。