スバルが強いのはWRCだけじゃない。スーパーGTで初の年間王者なるか

 9月の第5戦・SUGO。あきらめずに試行錯誤してきたことが、ついに結果として表れる。

 予選ではライバルに0.3秒以上の大差をつけて、今季3度目のポールポジションを獲得。ここまでは思い描いていたとおりの展開となる。そして決勝レース、前半スティントを担当した井口はトップの座を守りながら着実に後続を引き離し、後半担当の山内へバトンを託した。

 その後、他車のアクシデントによってセーフティカーが導入。5秒近くあったリードがリセットされる事態となった。しかし、レース終盤は再び後続を引き離す強い走りで2番手に11.4秒の差をつけて、スバルに3年ぶりの勝利をもたらした。

「ようやく新型BRZの強さを見せられたので、スタートラインに立てたなというホッとした気持ちが強いです。今回の優勝で、スバルも、チームも、ドライバーも、タイヤメーカーさんも、少しは気持ちが楽になったと思う。残りのレース、ひと皮向けた感じで挑んでいけます」(井口)

「チームがすごくがんばってくれたおかげで、決勝も強いマシンで走れました。僕のスティントになってからも、ピットアウト直後は後ろを引き離していけましたし、セーフティカーが入っても再スタート時にうまく引き離せたので、本当に流れがよかったかなと思います」(山内)

 この優勝により、井口/山内組はドライバーズランキングでトップに浮上。念願のシリーズチャンピオン獲得に向けて大きく前進した。

「次のオートポリスはサクセスウェイトで多少重くなりますけど、僕自身も地元ですし、BRZも得意なサーキットです。しっかりと力強いレースをして、久々の九州のファンの方の前でBRZがカッコよく走っている姿を見せられるように......優勝目指してがんばっていきます」(井口)

 スーパーGTの歴史を振り返ると、スバルBRZは悔しい出来事が多かったという印象のほうが強い。しかしそれに屈せず、スバルBRZのGTマシン開発に携わるすべての人たちの努力が、今シーズンの快進撃につながっているように思える。

 その努力が実を結び、はたして「GT300クラス年間王者」という最高の結末で締めくくることができるか。全国のスバルファンにとって、目が離せない残り3レースとなりそうだ。

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