「落ちないクラブ」大宮アルディージャ。憂慮すべきは今やその肩書きがJ2であること

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 今季J2最終節を前に、J3降格の可能性が残っていたのは5クラブ。そのうちのひとつ、前節終了時点で18位の大宮アルディージャは、同じく降格の可能性を残す16位のザスパクサツ群馬と最終節で対戦した。

 大宮はこの直接対決で勝てば、自動的に残留が決まるが、勝てなければ、他会場の結果次第でJ3降格もありうる。

 まさに背水の陣だったわけだが、終わってみれば、大宮は3-1で勝利。チームを率いる霜田正浩監督が「みんなが前向きなサッカーをできた」と話していたように、序盤に先制点を許しても落ち着いて試合を進め、逆転に成功した。

 結局、大宮は16位まで順位を上げて今季全日程を終了。もちろん、J2残留である。

「すごく苦しいシーズンだったが、残留できて、満足はしていないが、ホッとはしている」(DF馬渡和彰)

 選手からそんな言葉が聞かれるのも無理はない。

 一時は最下位に沈み、まさかのJ3降格が現実味を帯びるなか、岩瀬健監督から霜田監督へと指揮官が交代。それでも思うように勝ち点を伸ばせず、苦しい時間が最後まで続いたが、結果的には順位を6つも上げての逆転残留は、V字回復と表現することもできるのだろう。

 馬渡は「終盤も勝てずに残留争いすることになったが、(監督が)霜田さんになって、チームが徐々によくなっている実感はあった」と話していたが、それが結果につながった格好だ。

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最終節のザスパクサツ群馬戦に勝利してJ2残留を決めた大宮アルディージャ


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