名古屋グランパスにビッグクラブとしての期待は間違いなのか。長谷川健太監督の言葉に感じた一抹の寂しさ
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 今季J1におけるひとつの見どころが、川崎フロンターレの3連覇なるか、であることは間違いないだろう。

 裏を返せば、どこが川崎を止めるのか、である。

 暫定順位ながら、前節終了時点で川崎が首位に立って迎えたJ1第4節。ディフェンディングチャンピオンに挑んだのは、昨季ルヴァンカップ王者の名古屋グランパスだ。

 名古屋は2018年、2019年こそ、2年連続でふた桁順位に沈んだものの、一昨季は3位となり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。昨季は5位と少し順位は落としたが、カップ戦タイトルを手中にした。今季は上昇基調にあると言っていい。

 一方、他の追随を許さない独走で2連覇を続けてきた川崎は、その強さに変化(陰りと言ってもいいだろう)が見える。

 過去2年、長くクラブを支えてきたMF中村憲剛が引退し、MF守田英正、田中碧、三笘薫、旗手怜央が相次いで海外移籍。加えて今季は、DFジェジエウを筆頭に、車屋紳太郎、登里享平と、DFラインに負傷者が相次いだ。

 チーム状態が万全でないことは、昨季は第26節だった初黒星を、今季は開幕2試合目にして喫したことにも表れている。

 名古屋にとって今回の対戦は、川崎を叩く絶好のチャンス到来、だったはずである。

 しかし、終わってみれば、川崎が1-0で勝利。名古屋は、手負いの川崎にも勝つことはできず、返り討ちにあった。

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