鈴木優磨に見る台頭期の本田圭佑の面影。森保一監督は使いこなせるか否か
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北海道コンサドーレ札幌戦で2ゴールを決めた鈴木優磨(鹿島アントラーズ

 暫定ではあるが、現在2位につけている鹿島アントラーズ。4位に終わった昨季との違いについて考えると、監督采配を除くなら、13戦連続スタメン出場を飾る2人の新加入選手に目がいく。鈴木優磨と樋口雄太だ。4-1と大勝した前節のコンサドーレ札幌戦(5月14日)でも、鈴木が2ゴールを決めるマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍をすれば、樋口はアルトゥール・カイキが頭で決めた4点目を、鮮やかなフリーキックでアシストしている。

 力量的には両者とも日本代表レベルにある。間もなく発表される6月の代表戦に選びたくなる旬の選手である。気になるのは森保一監督との相性だが、日本の現状に照らした時に、浮上してくるのは鈴木だ。下り坂にある大迫勇也ヴィッセル神戸)以外、これだという人材が見当たらない1トップ候補として推したくなる。鹿島で鈴木と2トップを組む上田綺世も候補のひとりだが、少なくとも鹿島でいまどちらが欠かせない選手かといえば鈴木だ。プレーの幅の広さという点で、鈴木は上田に対して優位に立つ。

 さらに言えば多機能的だ。基本的には上田と並列で構える2トップながら、右にも左にもトップ下にも移動する。鹿島は横浜F・マリノスや川崎フロンターレとは異なり、4-2-2-2的だ。監督がブラジル系からスイス人のレネ・ヴァイラーに代わっても、流れは大きく変わっていない。両ウイングがライン際に張るように構えるスタイルではない。