美人勝負師の最終結論
熊江琉衣~オークス編

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 3歳牝馬クラシックの第2弾、GⅠオークス(東京・芝2400m)が5月24日に行なわれます。

 過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気が6勝と強さを誇っていますが、3連単で10万円超えの高額配当が飛び出した年が4度もあるなど、人気薄の台頭も目立つレース。

予想のうえでは実績馬を中心にしつつ、波乱が起こることも想定して、穴馬も積極的に狙っていきたいと思っています。

 また、今回はすべての馬にとって未知の距離での戦い。各馬のポテンシャルや血統を含め、馬自身の総合力を重視して狙い目をピックアップしていきました。

 本命は、ラフターラインズです。

 直線が長い東京コースが舞台となるオークスでは、これまでも差し馬の活躍が目立っていて、馬券内率も高いです。その点、同馬は過去5戦すべてのレースでメンバー最速の上がりをマーク。どんな流れになっても、安定した末脚を繰り出せるのは強みです。

 前走のGⅡフローラS(4月26日/東京・芝2000m)でも中団の外から豪快に伸びて快勝。前方馬群を一気に差しきったキレ味には目を見張るものがありました。東京コースも2戦2勝。相性のいい舞台ではあることは明白です。

 初の2400m戦となりますが、それは他の馬も同じ。

2000m戦の前走の走りからして、400mの距離延長も難なく対応してくれると思います。ゲート時に入れ込むところがあるようで、スタンド前発走なのが少し心配ですが、あと入れの8枠18番になったことがかえってプラスに働きそう。戴冠への期待が膨らみます。

 対抗に指名したのは、ドリームコアです。

 父がダービー馬のキズナ。この舞台向きなのは間違いありません。母ノームコアも中距離戦に強く、距離が延びても苦にしないと踏んでいます。母ノームコアについては、リアルタイムでその活躍を見ていましたから、余計に同馬への思い入れが強いです。

 ただ、前走のGⅠ桜花賞(4月12日/阪神・芝1600m)では、まさかの9着。速いペースに対応できなかったのか、関西への長距離輸送が堪えたのか......。桜花賞を含めて、過去に負けた2戦はいずれも右回り。そのあたりの影響もあったかもしれません。

いずれにしても、何かしら原因があったことは確か。ですから、私のなかでも前走は度外視していいレースと考えています。

 今回は、過去3戦3勝の東京コース。距離が延びて、追走もラクになるはずです。鞍上も、大舞台に強いクリストフ・ルメール騎手というのは心強い限り。巻き返しの可能性は大いにあると見ています。

 ▲には、エンネを抜擢しました。

 ドリームコアと同じキズナ産駒。オークス向きの雰囲気を感じます。前走のフローラSではラフターラインズの2着に屈しましたが、同馬と同じ上がりタイムをマーク。迫力のある末脚で追い上げて、内容は悪くありませんでした。

 1週前の追い切りでも好タイムをマーク。

キャリアはまだ2戦と、伸びしろも相当ありそう。今回はラフターラインズより内の枠(7枠13番)に入り、いい位置でレースを運ぶことができれば、逆転もあるかもしれません。

 △はずいぶんと悩みましたが、ジュウリョクピエロトリニティスターアニスの3頭に決めました。

 ジュウリョクピエロは、桜花賞と同じ日に行なわれたリステッド競走の忘れな草賞(4月12日/阪神・芝2000m)に出走。そこで見せた走りが本当にすばらしかった。あの強さを見て、オークスではこの馬をぜひ買いたいなと思いました。

 父は三冠馬のオルフェーヴル。距離延長は不問ですし、雨が降って馬場が渋っても問題はなさそう。ひょっとすると、誰もが驚愕するような走りを見せてくれるのではないか、と密かに期待しています。

 トリニティは、3戦2勝とキャリアが浅く、まだ底を見せていないのが魅力。父サートゥルナーリア、母は2014年のオークス馬ヌーヴォレコルトという血統も申し分ありません。

 前走の1勝クラス・矢車賞(1着。

5月2日/京都・芝2200m)では、距離が延びて持ち味を発揮。新馬戦で重馬場のレースを勝っているように、渋化馬場になっても苦にしないでしょう。前有利な馬場&展開になったら、自慢の先行力も生かせるはず。一発あっても......。

 スターアニスは桜花賞馬ですが、今回のオークスにおいてはこの馬の取捨について多くのファンが悩んでいるのではないでしょうか。桜花賞では本当に強い競馬を見せましたが、余りにも強すぎて「マイルこそがベストなのかな......」と思ってしまいますし、血統からしても大幅な距離延長には不安を感じずにはいられませんからね。

 ですが、GI阪神ジュベナイルフィリーズ(以下、阪神JF。12月14日/阪神・芝1600m)、桜花賞とGⅠを連勝中。実績では断然の存在ですから、さすがに無印にはできませんでした。過去にはポテンシャルの高さで距離延長を克服した馬もたくさんいますから、二冠を達成しても不思議ではありません。

 ☆は、スウィートハピネスにしました。

 桜花賞を見て思ったのは、阪神JF組の強さです。

同レース1着のスターアニスと2着ギャラボーグが、桜花賞でもワンツーフィニッシュを決めました。阪神JF3着のタイセイボーグも、のちに前哨戦のGⅡチューリップ賞(3月1日/阪神・芝1600m)を快勝(その後、負傷して戦線離脱)。5着のアランカールも桜花賞で5着と健闘しました。

 ならば、阪神JF4着のスウィートハピネスへの期待は高まります。桜花賞では13着と振るいませんでしたが、リステッド競走のエルフィンS(2月7日/京都・芝1600m)では強い競馬を披露。底力を秘めているのは明らかです。桜花賞大敗からの逆襲は過去にも多く見られていますから、人気薄での大駆けを見込んでいます。

 馬券は現状、ドリームコア、エンネ、ジュウリョクピエロ、ラフターラインズの馬連ボックスと、ドリームコアとラフターラインズの2頭軸で印をつけた5頭に流す3連複で考えています。どんなレースが繰り広げられるのか、今から楽しみでなりません!

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