安倍首相が戦々恐々 民進党新代表に山尾志桜里議員が浮上(1)

       

 「日本のジャンヌダルク、アニーが民進党を救う、日本を救う!」
 “永田町のアニー”の愛称を持つ民主党山尾志桜里議員(41)の人気が、ネットや政治ブロガーの間で異常に高まっている。ミュージカル『アニー』の主役に抜擢された過去がある山尾議員。民主党内でも、安住淳元財務大臣などを中心に「近々、山尾議員を党代表に担ぎ上げ民進党に新風を」という動きが水面下で密かに動き始めているという。

 山尾議員担ぎ上げの最大の理由のひとつは、新党「民進党」結党前からの期待の低さだ。NHK直近の世論調査では「あまり期待しない」、「まったく期待しない」が70%近い数値なのだ。
 「岡田代表、松野頼久元維新代表では単なる看板の掛け替えという声が多い。『もっと斬新な顔はないのか』という声が国民の間に多い」(関係者)

 そんな中、民主党内で昨年から今年にかけて安倍首相を追及し、ひとり気を吐いているのが山尾議員。特に今年に入ってから4回衆院予算委員会に質問者として登壇し、4回とも安倍首相をタジタジとさせている。待機児童問題に火を付けたのも山尾議員だ。
 全国紙政治部記者の話。
 「他の民主党議員が質問して軽くいなされた問題を山尾議員が取り上げると、安倍首相は何ともうろたえた感じになるのです。そのディベート能力のすごさには与党議員でも話題の的になっており、小泉元首相の秘書官、飯島勲内閣参与も舌を巻いているほど。東大法卒の元検事という前職で、相当鍛えられているからだと思います」

 どれほど安倍首相を追い詰め、慌てさせ狼狽させているのか。例えば今年の1月13日の同予算委員会。
 山尾議員は安倍首相が挙げた「夫50万円、パート25万円」の例について「パートの実態や女性が働く環境にあまりにも無知で相当感覚がずれている。総理はそう言及してないと否定したが、今日は認めたらどうか」と追及した。
 これに対し安倍首相は、最初は余裕で「本質を見ない枝葉末節な議論。私は例え話で出しただけで、パートの妻が25万円とは言っていない」と再び突っぱね、「大切なテレビ中継入りの委員会でこうしたことばっかりやっているようでは、民主党も支持率が上がらないと心配になってくる」と揶揄。
 すると山尾議員は「支持率の心配をしていただかなくて結構」とピシャリ。そして、この問題を取り上げたフランスのル・モンド紙の記事を読み上げ「海外メディアもパートが25万円と認識している」とし、さらに「『景気が本格的に良くなって来たから、そろそろ働こうかしら』(と思ったら収入は増える)と発言しているが、これもずれまくっている。景気が悪いから働くというのが一般的。この感覚のずれを修正していただかないと、(首相が掲げる)“女性活躍”や“希望出生率1.8実現”なんてできないと思う」とダメ出ししたのだ。

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