ソニーを救うか オイシすぎる新型『aibo』のバカ売れ状態

 1999年に発売され、累計15万台以上を売り上げたソニーのイヌ型ロボット『AIBO(アイボ)』。経営不振で2006年に生産中止となり、ソニー凋落の大きな要因と言われたものだ。それから12年、今年1月に新生『aibo(アイボ)』として見事に復活を遂げた。
 「価格は税込み21万3840円。人工知能(AI)が搭載されており、飼い主の識別はもちろん、伸びをしたり、撫でると喜ぶ姿はまさに小型犬。愛情がわきますよ」(エンタメ誌編集者)

 ペットショップで販売されている人気の犬種と販売価格帯は変わらない。餌は不要、バッテリーチャージをするだけの手軽さが受け、需要が拡大している。4月中旬に発表された出荷台数は1万台を優に突破。現在も抽選販売で当選しないと買えないほどの人気だ。
 「家庭用の人気もさることながら、癒やし効果があると期待され、複数の老人ホームからも購入依頼があります」(ソニー関係者)

 一時は業績がどん底まで落ち込んだソニーだが、'18年3月期連結決算の営業利益は20年ぶりに過去最高を更新するまでに回復した。このまま順風が吹き続けるだろうか。
 「aiboを稼働させるためにはクラウドサービスに接続する必要があります。通信にかかる費用は1年間で10万円程度。ソニーにとってはアップデートやサポート費用も発生するオイシイ商売ですよ」(大手家電メーカー)

 通信費は言わば餌のようなもの。動かすためには不可欠で、毎月何もしなくても金額が加算される仕組みだ。もちろん、故障や修理でも数万円かかるので“カネ食いロボット”と揶揄もされている。
 「たとえロボット犬でも、長く一緒に生活を共にすれば家族のような存在になり、愛着もわきます。修理ができない状況になってしまったユーザーの思いを受け、供養と称して集団葬式を行う業者もあります。解体して部品を無償で得ることが目的ですが…」(ITベンダー)

 やはりビジネスはアイデア次第だ。

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2018年5月23日の社会記事

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