下関6歳女児・東松山5歳女児殺害事件に潜む家庭崩壊の悲劇(1)

 またも、痛ましい事件が起きた。埼玉県と山口県で5歳と6歳の女児が、相次いで殺害されたのだ。
 一方はベビーシッターに虐待され、さらに他方は、母親の留守中に上がり込んだ何者かに暴行を受けたと見られているが、どちらも裏には、思わぬ“愛憎”が潜んでいたようなのである。

 12月1日に、埼玉県警捜査1課と東松山署に傷害致死の疑いで逮捕されたのは、埼玉県熊谷市在籍の柳瀬純子容疑者(34)。同容疑者は埼玉県東松山市在住の塗装工、宮澤博さん(48)宅に同居していたが、11月24日に宮澤さんの長女・愛ちゃん(5)を蹴りつけて死亡させたのだ。

 捜査関係者がこう語る。
 「柳瀬はこの日愛ちゃんと買い物に出掛けたが、帰宅時に靴の脱ぎ方が遅いことに激怒。後ろから蹴りつけ、卒倒させたのです。その後、愛ちゃんは寝かされていたが、翌日になっても意識が戻らないため、救急車で病院に搬送されたのです」

 だが、愛ちゃんは低酸素脳症で翌日死亡。この際に、体中にアザがあることを不審に思った医師が警察に通報し、後日、柳瀬容疑者が逮捕されたのである。
 取り調べに対し、同容疑者は「(愛ちゃんは)何をするにも動作が遅く、イライラして手が出てしまった」と供述している。だがその裏には、父親の宮澤さんを巡る複雑な愛憎劇が横たわっていたようなのだ。

 もともと、宮澤さんは以前は、隣接する日高市に前妻(47)と住んでいたが、今年4月に離婚。11月に愛ちゃんとともに事件現場となった賃貸住居に移り住んだ。
 「日高市では前妻の連れ子の男の子2人を交え、一家5人で暮らしていたが、離婚と同時に宮澤さんは引き取った愛ちゃんの面倒を見始めたが、たちまち行き詰ってしまった。このため夏頃には、『施設に預けようか…』などと嘆いていたのです」(宮澤さんの知人)

 しかし、その際に“助け舟”を出したのが、他ならぬ柳瀬容疑者だったのだ。
 実は、同容疑者と宮澤さんは、今年8月に出会い系サイトを通じて知り合った仲で、東松山市へ引っ越す前から男女関係に陥っていたのである。
 「柳瀬は、寝物語に『愛を施設に預けたい』と語る宮澤さんに、『それなら私が面倒を見る』と世話を買って出たようです。また、その後も愛ちゃんのために、『引っ越し先は小学校のそばがいい』などと世話を焼いていた。その甲斐あって、ようやく11月になって新居に移り住み、3人で新生活を始めたのです」(前出・捜査関係者)

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2010年12月19日の社会記事

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