巨大組織・山口組の分裂から約3年が経ち、間もなく四度目の年越しを迎えようとようとしている。
その最中に予期せぬ場所で発砲事件が起き、業界内外に衝撃が走った。12月2日の午後8時10分ごろ、六代目山口組系組幹部の岡山県津山市にある自宅に、銃弾が撃ち込まれたのだ。
当初、発砲音は聞こえたようだが、すでに外が暗くなっていたため弾痕が確認できず、翌朝に通報が入ったため事件が発覚。自宅の門扉と車庫のシャッターに、2発の銃弾が放たれていた。
「被害を受けたのが組事務所ではなかったから、実行犯の目的が不透明だ。漏れ伝わってこないだけで、水面下では組織同士のトラブルでも起きていたのだろうか」(事情通)
2発の銃弾に込められた意味とは、果たしてーー。
事件の詳細な背景は12月6日発売週刊実話12月20日号で
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