やりがい搾取? 吉本新喜劇の座長は「ビビるくらい安い」

 吉本新喜劇は先ごろ、60周年を迎える3月1日からの1年間、劇団員の清水けんじ、吉田裕、信濃岳夫、諸見里大介が次期座長候補のリーダーに就任することを発表。加えて内場勝則と辻本茂雄が2月末をもって座長職を勇退することも発表した。

 今後は小籔千豊川畑泰史、すっちー、酒井藍の4人の座長と4リーダーの新体制となるが、小籔は次期座長候補であるリーダーに対して「今まで見たことない台本であるとか、手を良い感じに抜てきしたり、ベテランに新たなキャラをお願いする。そういうのが一番大切かなと思う」と台本を作る能力の重要性を強調した。

 そもそも新喜劇が新体制になる背景にはこんな事情があるという。
「以前は『なんばグランド花月』だけだったのですが、今は祇園花月、西梅田劇場もありますし、各地に営業に出ることもある。近年は夜公演も多く、公演数が増加しているので、座長を増やすのは急務でしょうね」(芸能ライター)

 そこで新座長候補のリーダーが選ばれたわけだが、リーダーとはどんな存在なのか。まず気になるのは仕事の内容だ。
「座長は作家と協力して台本を作り、出演者も決めるのですが、リーダーも全く同じことをします。任期の1年間、座長なしの公演をこなし、座長の資質が試されるわけです。4人のうち何人が座長になるかは決まっておらず、該当者なしの可能性もありますね」(同・ライター)

 ギャラも気になるところだ。
「リーダーの段階ではギャラは変わらないそうですよ。ただ座長になっても、ギャラ自体は少し増える程度。しかし、テレビ・CM出演が増えて結果的に収入はアップすると聞いています」(同・ライター)

 小藪は座長就任当時のギャラについて、「ビビるくらい安い」「びっくりしますよ」とバラエティー番組で暴露していたことが。小藪の妻も給料を見て「座長になったのに、貧乏になったな」と驚いていたそう。新喜劇座長は“やりがい搾取”の職かもしれない。

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