大阪ダブル選 維新vs公明・自民「全面抗争」続報

大阪ダブル選 維新vs公明・自民「全面抗争」続報
(提供:週刊実話)

 ダブル選挙で大注目の大阪。市長選自民党候補は二転三転しながらも、’15年の同市長選で敗者となった元大阪市議の柳本顕氏の出馬が決まり、松井一郎府知事(地域政党『大阪維新の会』代表)と事実上の一騎打ちとなった。また、府知事選では維新の吉村洋文大阪市長と自民・公明推薦の小西禎一元副知事が対決する。

 「大阪選挙で自民は二階俊博幹事長が陣頭指揮を執っている。ここで勝てば統一地方選後半と夏の参院選にも弾みがつく。そのため短期決戦には知名度を重んじ府知事候補に辰巳琢郎氏を説得したが、失敗した。結果、小西氏、柳本氏に落ち着いたわけですが、今度の選挙の最大の焦点は、最終的にW選挙の引き金になった維新と、それまで比較的維新に協力的だった公明が土壇場で物別れになったことによる遺恨対決ですよ。それを象徴するように前回選挙で自主投票だった公明は自民候補を推薦している。公明支援組織である創価学会の票は18万票。学会票がどう左右するかが当落のカギを握っています」(自民党府議会議員)

 第2の焦点は橋下徹前大阪市長と二階幹事長の動きだ。まず橋下氏はプレジデントのブログで維新の全面支援を展開中だ。

「橋下氏はブログでは批判の多いW選について『膠着した大阪都構想の議論を動かすための最高の選挙の仕方』と絶賛している。都構想というゴールにたどり着くには1000段の階段を上るが、その1段目を諦めてしまうわけにはいかないとして、都構想をやり抜く松井府知事と吉村市長らの粘り強さと行動力を支持している。今後、橋下氏がどの立場で街頭演説をやるかが大注目されている。とにかく、橋下氏がフル稼働しないと維新は勝てません」(全国紙政治部記者)

 対する二階氏はどうか。
「実績のある小西氏、柳本氏を担ぎ出したことで、まずは陣営の足固めをしている。空中戦では橋下人気と二分する小泉進次郎氏を街頭に立たせる。そしてもう1人、必殺弁士として谷垣禎一元総裁を担ぎ出す可能性もあります」(同)

 谷垣氏は’16年に自転車事故で大怪我を負った。だが、今年2月の自民党大会に車椅子姿で登壇し、自民党内外に健在ぶりをアピールした。そこに目を付けた二階氏は参院選への出馬を打診したほどだ。

「谷垣氏のスピーチは多くの自民党議員の涙腺を緩めた。この車椅子政治家は東京五輪中にある都知事選候補者としても名前が浮上している。まず手始めに大阪W選で街頭演説してもらう。もし維新を破る大殊勲を挙げれば、一気にポスト安倍の目も出てきますよ」(夕刊紙記者)

 大阪W選のキーマンは、橋下氏VS谷垣氏か。

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