斎藤vsマー君、マエケン’88年世代抗争の全内幕(2)

 もっとも、斎藤中心の世代ネーミングに猛反発した選手がいる。年俸2億円(推定)で契約更改したマー君だ。
 甲子園決勝戦、再試合で投げ合い('06年)、その実力はお互いに認め合ってきた。「2人はそれ以上でも、それ以下でもない。特別な関係はない」(担当記者)のが真相である。
 「この4年間、マー君は夏が来る度に斎藤のことを質問されてきました。本人は宿命だと思って、いやいやながらも新聞、雑誌、書籍の取材をこなしてきました」(スポーツ取材記者)

 アマチュア球界に詳しいスポーツライターもこう続ける。
 「斎藤も甲子園大会のことを散々聞かれています。斎藤のマー君に対するコメントもビミョ〜です。甲子園での試合当日の印象、甲子園直後の日米高校生選抜でチームメイトになったこと以外はしゃべりません。というより、付き合いが全くないらしいんです」

 付き合いがない。ここが松坂世代との最大の違いだ。松坂たちは進学した甲子園の仲間とも連絡を取り合ってきた。斎藤ら『オレ世代』の仲間たちは、あいさつ程度の上辺だけの付き合いしかないのである。
 また、『オレ世代』の高卒プロ選手も一皮めくれば、人間関係はかなり複雑だ。マー君は巨人・坂本勇人とは、あまり相性が良くない。中学時代の同級生同士だが、当時は坂本がエースで、マー君は捕手が専門の兼任投手(二番手)だったからだ。
 「実際、坂本もマー君を『アゴで使っていた』と話しています」(スポーツ紙記者)

 その坂本と「距離を置いている」「本人の前で坂本の名前を出すな」と言われてきたのが中日・堂上直倫だ。
 「'06年の高校生ドラフトで、巨人は堂上の抽選に外れて、坂本を指名しました。坂本はプロ2年目でショートのレギュラーの座を掴み、堂上は長らく二軍で燻っていました。しかも、堂上の実父は寮長であり、周囲の期待も大きかった。だから坂本に対するコンプレックスは相当なものですよ」(中日担当記者)

 堂上は今季82試合に出場し、一軍定着を果たした。セカンドにコンバートされた井端弘和の故障で好機を掴んだものの、二軍で練習してきたのはサードである。井端の復調後、3番バッター・森野将彦とも競争するとなれば、来季のスタメン出場はかなり厳しい。
 「落合監督は荒木と井端の二遊間コンビを入れ換えました。どうも、井端の故障を予見していたらしい。『セカンドは誤魔化しが利く』という理論から、井端をセカンドにコンバートしたのが真相でした。言い換えれば、誤魔化しが利くポジションでキャリアを積んでも、来季、落合監督の信頼は得られないというわけです」(前出・同)

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