戦後最凶『京アニ』放火事件にみる日常にある戦慄テロ

戦後最凶『京アニ』放火事件にみる日常にある戦慄テロ
(提供:週刊実話)

 まさしく戦後最凶の放火事件だ。男は「死ね!」と叫びながらビルに入り、ガソリンとみられる液体をまいた後、火を放った。京都市のアニメ制作会社『京都アニメーション』の第1スタジオに放火し、男女34人の命を奪い、34人に重軽傷を負わせた男に逮捕状が出された。

 京都府警が逮捕状を取ったのは、埼玉県さいたま市に住む職業不詳の青葉真司容疑者(41)。現場にガソリンを撒いて放火した際、自身も大やけどを負い、全身熱傷で病院に搬送された。

 「京都の病院から、専門的な治療が受けられる大阪の大学病院にドクターヘリで転院させたが、いまだに意識がなく(本誌締め切り22日時点)、重篤な状態が続いている」(全国紙記者)

 青葉容疑者は1978年に茨城県坂東市で生まれた。両親と兄、妹の5人暮らしだったが、幼い頃に両親が離婚。父親と隣県の埼玉県春日部市に転居した。

 「小学生の頃は柔道教室に通うなど活発だったが、中学でいじめに遭い、次第に引きこもるようになった」(当時の近隣住民)

 埼玉県内の中学から夜間高校に進学。県の非常勤職員や新聞配達員など職を転々としていたが、28歳だった'06年に女性用下着を盗んだとして警察沙汰に。

 「このときは、実母が滞納していたアパートの家賃を支払い、『生活を管理する』と誓約して起訴猶予になっています。しかし、'12年に坂東市のコンビニに刃物を持って押し入り、現金2万1000円を奪って逃走。すぐに自首して強盗などの罪で服役しています」(前出・全国紙記者)

 この間、住む先々で近隣住民と騒音トラブルなどを起こし、放火事件直前にもアパート隣室の男性に掴みかかり、「こっちはもう余裕ねえんだからよ」「殺すぞ!」などと恫喝していたという。

 「これまでの近隣トラブルなどは、幻聴や幻覚の影響が排除できない。京都府警も、容疑者のそうした症状を把握しています。現場などで『パクられた』とか『小説を盗まれた』と叫んでいたとされ、京都アニメーションの作品に対し、自分が妄想した筋書きを“盗作された”と思い込んだのかもしれません」(地元記者)

 「京アニ」の略称で知られる同社は、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『らき☆すた』、『けいおん!』といったヒット作で世界中のアニメファンから愛されている。作品の舞台となった地方都市の名所などを巡る「聖地巡礼」ブームも巻き起こしたが、今後は、現場がアニメファンの聖地となり、日本有数のアニメーターたちの魂を慰めてくれるはず。犠牲となった被害者のご冥福を祈るばかりだ。

合掌!

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