関東、沖縄から相次いで名古屋入り 止まらぬ“外交戦略”

関東、沖縄から相次いで名古屋入り 止まらぬ“外交戦略”
(提供:週刊実話)

 出所直後に四国での葬儀に参列し、関東でも極秘で稲川会(清田次郎総裁、内堀和也会長=東京)を訪問するなど、精力的に飛び回った髙山若頭は、10月29日、関東最大組織の住吉会(東京)・関功会長と名古屋市内で顔を合わせた。名古屋駅に降り立った関会長は、柴崎靖忠理事長、児島秀樹組織委員長らを従え、同行した六代目山口組・藤井英治若頭補佐(五代目國粹会会長=東京)と共に、弘道会傘下佐々木一家の組事務所へ向かった。

 髙山若頭の動向を警戒する愛知県警は、組事務所前で警戒に当たり、異様な雰囲気を漂わせていた。取材記者らに身元確認を行った上、たった数人しかいないにもかかわらず取材規制を敷き、動き回る記者に対して捜査員が張り付く徹底ぶりだったのだ。

 「山健組本部の近くで、カメラマンに扮したヒットマンが組員を射殺した事件の影響やろが、こっちの身元確認しとるのに執拗すぎや。県警だけがピリピリしとったわ」(在阪記者)

 そんな物々しい雰囲気をよそに、髙山若頭と関会長との“会談”は約40分に及んだ。住吉会一行が帰途に就く際には髙山若頭も姿を見せ、六代目山口組の森尾卯太男本部長(大同会会長=鳥取)や篠原幹部、中部ブロックの直系組長らと共に見送っていた。

 「関会長は夏と暮れに時候の挨拶のため司六代目のもとを訪れとるが、あくまでも関会長の個人的な挨拶や。今回もそうした形で出所を祝いに来たんやろう。髙山若頭が見送りに出たところを見ると、両者の距離がより縮まったんやろな」(同)

 翌30日には、極東会(髙橋仁会長=東京)の最高幹部が午前11時すぎに名古屋入りし、午後1時ごろには旭琉會(沖縄)の花城松一会長代行ら最高幹部も空路で到着。弘道会最高幹部らの出迎えを受けて、組事務所内で髙山若頭と顔を合わせたのである。

 「髙山若頭の出所を祝うために、稲川会をはじめ全10団体以上が駆け付けた。六代目山口組が続けてきた“平和外交”によって、結束の強さが証明された格好やな。出所してすぐに敵対組織と対峙するんやなく、親戚・友好団体との関係を重視する髙山若頭の意向がうかがえるで」(同)

“外交”がひと段落した今、分裂問題に本腰を入れる可能性があり、令和となって初の年末は波乱に満ちているといえそうだ。

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