また途中休場 両横綱の白鵬、鶴竜に「引退勧告せよ」

また途中休場 両横綱の白鵬、鶴竜に「引退勧告せよ」
(提供:週刊実話)

 これでは力士の鑑どころか、足を引っ張る疫病神だ。

 新春を彩る初場所が1月12日から東京・両国国技館で始まっている。相撲人気は相変わらず上々だが、またしても白鵬(34)、鶴竜(34)の両横綱が、それも序盤で相次いで休場し、優勝争いはすっかりシラケムード。どこまでファンを裏切り続けるのか。世代交代の波という言葉では片づけられない、ただ地位にしがみついているだけの見苦しい横綱なんか、いらない。

 まるでしっぽを巻いて逃げる犬のよう…。メンツも品格も感じられない、両横綱の惨めな休場劇だった。

 まず白鵬。先場所、43回目の優勝を達成したものの、周囲を別のことでザワつかせていた。このところ、また目立ち始めたヒジうちや張り手について、「見苦しい」と横審からクレームがついていたからだ。

 しかし、これしきのことでひるむ横綱ではない。今年はじめの稽古総見でも、横綱審議委員会のメンバーが注目する中で大栄翔の顔を平然と張り飛ばし、NHK解説者の北の富士勝昭さんをして、
「無視したな、理事長を」
 と、呆れさせた。

「勝てないと生き残れませんから」

 本人はこのように開き直るが、この反則すれすれの汚い手を使わないことには勝てなくなっているのだ。

 初日の大栄翔戦も、やはり思い切り顔を張って快勝。

「大栄翔は(白鵬が張ってくることを)読まないとダメだ」

 日本相撲協会の八角理事長はこう焦れていたが、こうした積もりに積もったうっ憤を見事に晴らしてくれたのが2日目に対戦した遠藤だった。先場所、遠藤はこの白鵬のヒジ打ち、張り手をまともに食らってKO負け(決まり手は叩き込み)していた。胸に一物秘めていたのは間違いなく、この立ち合いの張り手を左に変わってかわすと、左を差し、切り返しで鮮やかに裏返しにしたのだ。

 横綱が両足を天井に向け、背中から叩き付けられる姿など、あまり見たことがない。遠藤コールやバンザイが館内に鳴り響く中、よほど悔しかったのか、唇をギュッとかみしめて土俵を降りた白鵬は、反省しきり。

「(攻めが)強引にいきすぎたな。相手がうまかった」

 この歴史的な惨敗で、それまでの周囲の声には耳を貸さない頑な生き方が少し揺らいだのか。続く3日目の妙義龍戦で、白鵬は珍しく張り手もヒジ打ちもやらず、ごくごく普通にたった。するとどうだ。上手も下手も取れずに手四つの形になり、左から突き落とされた。

「ちょっと驚いた。たまたまですよ」

 勝った妙義龍が驚いたぐらいの、あっけない敗北。「横綱らしからぬ」と周囲が眉をひそめるような汚い手を使わないと、今の白鵬の力はこんなものなのだ。

 これで2年ぶりとなる2日連続の金星を献上。

「明日(のこと)は、明日にならないと分からない」

 憮然として引き上げて来た白鵬はそう言い、翌4日目の朝、まるで逃げるが勝ちとばかりに「腰部挫傷、右踵部裂傷蜂窩織炎で約2週間の加療を要す見込み」という診断書を提出して休場してしまった。腰は、2日目の遠藤戦で叩き付けられた時に痛めたという。因果応報だ。

「年を取ってきているし、いろんなところにケガが出てくる。少しずつ治しながら体と付き合っていく以外にない」
 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は、こうかばったが、「優勝できる状態ではないので休みます」では「ハイ、そうですか」と、ファンは納得しない。

「もう少し頑張って欲しかった。(横綱なんだから、たった)2日(負けた)ぐらいでオタオタしてもらっては困る。逆境に立った時にどんな相撲を取るか、ファンは見たいはずだ。盛り返すガッツを見せて欲しかった」

 横審の山内昌之委員(東大名誉教授)が嘆くのも、もっともだ。

 そういう意味では、もう1人の横綱、鶴竜はもっとガッツが足りなかった。先場所まで2場所連続して体調不良を訴えて休場しており、この場所前も風邪に苦しみ、本格的に稽古を開始したのは年が明けてから。それでも初日前には、
「100%の体調ではないけど、やっと毒が出た感じだ」

 と前向きになっていたが、現実は甘くなかった。いきなり初日につまづき、3日目に北勝富士、4日目に妙義龍に連続して金星を配給したところでギブアップ。5日目の朝、左足関節炎を理由に3場所連続、15回目の休場をしてしまった。

「パワーが(相手に)伝わっていない」

 3敗したところで、このようにこぼしていたが、伝わらないのではなく、なくなっているのだ。師匠の陸奥親方(元大関霧島)は、
「まだ気持ちは切れていない」と、復活に一縷の望みを抱いているが、明らかにもう限界だ。

 どうして2横綱とも、これほど地位に連綿としているのか。答えは、彼らが手にする巨額の金を見れば明らかだ。
「去年、白鵬は半分の3場所も休場しながらダントツの1億2000万円あまりの収入があった。鶴竜は1億円あまりで第2位。たとえ休場しても、300万円の給料と、場所ごとに白鵬は800万円あまり、鶴竜は150万円あまりの褒賞金を手にしている。給料は銀行振り込みだが、褒賞金は手渡しの現金支給。こんな蜜がたっぷりの甘い汁を吸っているのだから、『もう辞めます』と言うはずがない」(大相撲関係者)

 これからも2人は、周囲が何と言おうと、横綱の座に粘れるだけ粘って居座るに違いない。

 こんな2人にどうやって引導を渡すか――。相撲協会には厄介な仕事が待っている。

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