山健組 脱退騒動 独占取材!直参「緊急招集」の舞台裏

山健組 脱退騒動 独占取材!直参「緊急招集」の舞台裏
(提供:週刊実話)

六代目山口組と敵対関係にあり、約5年にわたって分裂劇を繰り広げる神戸山口組。その主力組織である五代目山健組に「脱退」「分裂」の二文字が浮上し、激震が走った。一報は凄まじいスピードでヤクザ業界を駆け巡り、内部の軋轢を暴露するかのような情報まで飛び交い、現在も混乱が続いている。

一部の山健組傘下組織では、7月10日に「山健組は神戸山口組から出る」といった趣旨の通達が出されたといわれ、騒動はさらに拡大。神戸山口組の最高幹部らも事態の収拾に乗り出した。しかし、この時点で、脱退の意思を明確にした組織や、音信不通になるなどの組織が複数あったといわれる。



さらに、緊急事態を受けて山健組執行部は全国の直系組長に招集を掛け、翌11日、秘密裏に会合を行ったのである。

当日、兵庫県内には與則和若頭をはじめ直系組長らが集結。勾留、服役中の直参を除いても、半数以上の直系組長が出席した。

神戸山口組トップの井上邦雄組長は、集合場所にこそ姿を現さなかったが、與若頭ら山健組執行部と共に会合直前まで今後の方針を話し合っていたとみられる。その結論をもってして、午後3時すぎ、山健組の緊急定例会が開始された。

しかし、そこには若頭補佐を務める六代目健竜会・西川良男会長の姿がなかったのである。

「騒動の当初から、健竜会の名前は挙がっとった。西川会長は、中田浩司組長が山健組五代目を襲名した際に健竜会を譲り受けとって、中田組長からの信頼も厚い。せやから、勝手に脱退するいうことは考えられへん。勾留中の中田組長と意思確認をした上で、実質的には五代目山健組ごと出とるんちゃうか、いう意見もあったけどな。

健竜会いうたら、あの渡辺芳則・五代目山口組組長が初代山健組で興した組織で、かつては井上組長もトップを務めた山健組の保守本流や。そこにいったい何があったんか、対立しとる六代目山口組かて、じーっと見とるはずやで」(関西の組織関係者)

この緊急定例会を欠席した組織は、健竜会以外にも複数あったという。

「定例会が始まる前、古参幹部が『中田が親分なんや!』と直参たちに強い口調で伝えたそうや。せやから、会合の席におらんかったから脱退、おったから残留いうんは、まだ早いと思うで。今現在も状況は変わりつつあるんやから」(同)

会合は1時間以上に及び、議論が難航していることをうかがわせた。與若頭が引き揚げて以降も、複数の直参がとどまったままで、完全に解散したのはさらに数時間後のことだったという。

六代目山口組との戦局を左右しかねない事態だけに、神戸山口組がどう舵を切るのか、多くの関係者が注目。緊張状態が続いている。

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2020年7月12日の社会記事

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