エドウィン200億円巨額損失隠し発覚 深まる経理担当責任者“自殺”の謎

 国産ジーンズの最大手、エドウイン(東京・荒川区)に“不正経理で巨額損失隠し”の疑惑が浮上した。
 「エドウイングループ傘下のブランドには“505”や“503”を持つ『EDWIN』のほかに『LEE』『Wrangler』などがある。少子化、ユニクロ・ジーンズや大手スーパーも低価格PB商品を投入するなど、過当競争は激しさを増すばかりで、今年6月に『ボブソン』が倒産したのも記憶に新しい。こうしたことから、ゴルフウエアやレディースに力を入れ始めた矢先の事件です」(ファッション誌編集幹部)

 同社は非上場で、現在のトップは創業者の二男で三代目にあたる。二代目も実兄で、役員にも親族が入っているなど完全な同族経営だ。無借金経営で堅実な社風として知られていたが、それが一転、証券投資の失敗を隠ぺいするため不正経理を繰り返していたとの疑いを持たれているのだ。
 投資による失敗額は明らかになっているものが100億円とされるが、それ以上の200億円ともされ、同社直近の売り上げ規模300億円の6割強を失った計算だ。

 事実解明のため同社は、第三者からなる内部調査委員会を設置し、弁護士事務所にも調査を依頼するなど対応を進めているが、そのきっかけになったのが、8月上旬に起きた経理担当責任者の不審死。一応、自殺とされているが、調査の方向によっては刑事事件になることもありえる。証券投資の内容や、もしも粉飾決算が明らかになれば、メーンバンクの認識の度合いも調査対象になるばかりか、証券取引等監視委員会や税務当局が乗り出すことも。
 「リーマン・ショック後に運用損が出たとみられる。不審死した経理担当者には会社宛ての遺書はなく、個人所有のパソコンの中に投資の失敗を示すメールが残されており、経理の所帯も大きくないことから個人的な犯行ということでピリオドが打たれるとの見方もあるが、金額から個人で動かせるようなレベルではない。案外大きな事件になるかも」(経済担当記者)

 ジーンズのほころびは目立つだけに隠せないか−。

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2012年9月7日の社会記事

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