千葉に奪われた大阪名物“ひったくり”ワースト1位

 「ひったくり」の認知件数で、34年間「ワースト1」の座に君臨し続けた大阪府に、ついに“汚名返上のチャンス”が巡ってきた。
 1月5日現在、大阪府の昨年度のひったくり件数は2136件。これを千葉県が2183件と上回っており、年度内に「全国最多」の座を譲り渡すことがほぼ確実となったのだ。

 地元紙の記者が言う。
 「ひったくり件数のトップ交代劇は、昭和51年に東京が大阪にその座を明け渡して以来の出来事。それだけに府警は大喜びです。以前、捕まえた犯人から『大阪なら大丈夫だと思った』とバカにされたという呆れた逸話も残っており、『それをバネに頑張った』『今頃、森田(健作)知事は、県警にハッパを掛けまくっているだろう』と漏らす捜査員もいるほどです」

 この快挙には自らテレビCMに出演し、「防犯運動」を呼び掛けた橋下知事も大喜び。「ムチャクチャ嬉しい」と、記者会見で満足げな顔を見せたほどなのだ。
 もっとも、この橋下氏の喜びようには、府警関係者の多くが白い目を向けているという。それにはこんな理由があるのだ。

 府警幹部がこう話す。
 「今回のひったくり件数の減少は、『防犯カバーの普及が功を奏した』と言われているが、もともとこれは橋下知事が手をつけたものではないのです。橋下氏は知事選出馬時の公約に『治安の強化』を掲げたものの、実情はこれを全く指揮してこなかった。防犯対策を強化したのは太田房江前知事で、功績を横からかっさらったようなものなのです」

 実際、太田前知事は現役時代に「防犯対策」を指揮。これが発端となり、府警内に街頭犯罪専門のセクションが作られた。また、府警は繁華街へ警官を大量投入。職務質問の強化に当たるなど、厳しい取り締まりを展開したのである。
 そのため、手柄の横取りを押し隠してパフォーマンスを展開する橋下氏に、冷ややかな視線が注がれているのである。

 別の府警OBはこう語る。
 「結局、今回の功績は太田氏と府警の成果。ゆえに橋下知事は、ひったくり件数の減少が少年犯罪の取り締まりの成果であることも知らないはずです。また、利口な首長なら、次に年々、凶悪化する少年犯罪の防止策を模索するはず。それがないのがあの人らしい」

 府の防犯を束ねる橋下氏がこの有様では、汚名返上も今年限りということか?

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