橋下市長「変な音楽」発言で『小鳥が来る街』庁内放送中止に戸惑う島倉千代子

 大阪市役所で昼休みの庁内放送に使用されていた島倉千代子の歌『小鳥が来る街』のメロディーが、橋下徹市長の“ツルの一声”で中止となり、またもや物議を醸し出している。
 「橋下市長が1月30日、自身のツイッターに『今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます』と書き込み、早々に変更の動きとなりました。もっとも、市長はこの歌が1964年の『緑化100年運動』の際に島倉サイドの全面協力により採用された背景までは知らなかったらしく、その後の会見では『変な』を撤回しています」(地元紙記者)

 とはいえ、メロディーの中止は覆らず、今は『小鳥が来る街』に代わって「市民サービスの向上のために、前例にとらわれることなく、これまで実施してきた方法を見直す」「職員ひとりひとりが“何をすべきか、何ができるか”自分自身で考えて行動する」などといったスローガンが、女性職員の声で放送されている。

 最近では、体罰問題に端を発した桜宮高校の入試中止や、天王寺動物園の入場料見直しと、大阪市政で“問題提起”を連発する橋下市長。しかし、ボルテージを上げている割には「維新の会」以外の声は冷静だ。
 「庁内の意識改革が思うように進まないことへの焦りか、市長十八番の話題作りといったところでしょう。今は、国政に気を取られ肝心の市政はガタガタやないか、などと言われたくない。参院選が近づいたら変わると思いますよ」(大阪市議)

 そんな中で起きた“変な歌”騒動だが、スローガン放送に対しても市職員の間では「今までのぬるま湯的な雰囲気を変えるには仕方がない」「市役所はサービス業であっても公共サービス。軍隊みたいなスローガンには違和感を覚える」と、賛否両論なのだ。

 では、当の島倉さんはどう見ているのか。所属の日本コロムビアに尋ねると「特にコメントはありません」とのことだが、関係者によれば周囲には「寂しいわね」と漏らしたという。言葉には出せないまでも、胸中は「市長さんもいろいろ」では割り切れないようだ。

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2013年2月13日の政治記事

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