出玉でベンツ・高級マンション・戸建て購入! 1日100万円荒稼ぎで御用 パチンコゴト師集団が仕掛けた5つの“裏技”(3)

       

 だが、その一方で搾取した金は、凄まじい額に上っていたようだ。
 逮捕された容疑者の1人は「2年半ほど前から犯行を繰り返していた」と供述しており、これが事実とするならば1日最大100万円×2年間で7億円以上を荒稼ぎしていた計算になる。
 また、捜査本部では「月に2000万円前後のアガリがあった」との見方も浮上しており、容疑者たちは稼いだ金で、なんともセレブな生活を送っていたのである。

 別の社会部記者が言う。
 「最初に捕まった日本人グループの下っ端らは、頻繁にタクシーを利用していたが、日本人幹部の中には豪華マンションに住んだり、一端のヤクザ気取りでベンツを乗り回していた者もいた。また、中国人たちは稼いだ金のほとんどを本国に送金していたが、ボスの劉は先日アジア大会が開かれた広州市の郊外に豪邸を建設。親族がこの“パチンコ御殿”を管理していたと言われているのです」

 もっとも、今回の事件は別の問題をもクローズアップさせつつある。それが、この窃盗団が暗躍したパチンコ業界の裏事情なのだ。
 実は、近年パチンコ業界では、この手の窃盗団がはびこる条件が整いつつあるとの指摘が絶えないのだ。

 パチンコ業界に詳しいライターがこう語る。
 「実は、このところパチンコ業界は規制が厳しく、出玉や打ち出す玉のスピードまで制限される始末なのです。このため業界的にも客が減っており、どの店も生き残りに必死。特に大型チェーンに押される中小の店舗などでは、集客を狙って自ら裏ロムを仕込んだり、これを仕掛けて小金をくすねる者を見逃しているところもあるほどなのです」

 つまりは、生き残りを掛けた店が自ら裏ロムを購入し、仕込むケースが急増しているというのだ。また、現在、裏ロムは業者間で10万円〜15万円で売買されているが、「購入費が浮く」という理由で、設置する者を見逃すケースも増えているのである。
 「要は、持ちつ持たれつだということです。店側は『勝てる店』という印象を与えて、客足を増やしたい。そのためには、ゴト師を暗に桜として使うことも厭わないのです。しかも裏ロムは、セット打ちの方法を知らなければ、一般客ができるものではない。このため、怪しい客を見逃すことも多いというわけです」(同)

 窃盗団に狙われた店から1件の被害届も出なかったのは、こうした事情が横たわっていたからだったかもしれないのだ。

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2011年1月31日の社会記事

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