出玉でベンツ・高級マンション・戸建て購入! 1日100万円荒稼ぎで御用 パチンコゴト師集団が仕掛けた5つの“裏技”(2)

       

 窃盗団が5人体制を組んでいた理由は、「目立つことを恐れたため」(同)と見られているが、ホールから1件の被害届も出なかった要因は、2つ目のルールにあったようだ。
 「取り付けられた裏ロムは5センチ四方に満たない薄い基盤だったが、連中は作業を必ず2〜3分で終えている。『最短時間で取り付け、現場を離れろ!』という掟があったようで、その凄腕ぶりは目を見張るものだったのです」(前出・捜査関係者)

 まさに水際立った犯行だが、このルール通りその後窃盗団は一度ホールを退店。数時間後にメンバー内から選ばれた打ち子が再び店を訪れ、今度は確変を起こすゴトを行っていたのである。
 その手口は、俗に「セット打ち」と呼ばれるもの。玉の打ち方を調整することで裏ロムを始動させ、強制的に大当たりを起こさせる方法なのだが、そのお手並みも見事なものだったのである。

 前出の社会部記者が解説する。
 「連中の手口は、まず最初に3発のパチンコ玉を入賞させないように打つことがポイント。その後は普通に打っていいが、ドラムに同じ絵柄が2つ揃った時点で、再び入賞させないように打ち、保留玉がいくつかになった時点で、何秒間か打つのを止める。すると、裏ロムが始動するのです。その後は100回転以内に大当たりが来て、確率変動が続くというわけです」

 ただし、別の捜査関係者によれば「組織の犯行を支えていたのは、さらに詳細な掟だった」という。
 実は、この窃盗団には中国人グループのボスである劉容疑者と日本人グループのボスが存在したが、この2人がリスクを最大限に回避するゴトの詳細を決めていたのだ。
 「劉らは午前中に2店舗、午後に3店舗、夜4〜5店舗でゴトを行うことを激奨。1日に最大10軒を目標に、それぞれの店から8万〜10万円の水揚げをすることを取り決めていたのです。また、犯行が発覚するのを恐れて、裏ロムを仕掛けるのは1店舗で1台のみと指示していた。この慎重かつ大胆なルールが存在したため、今まで摘発の憂き目を見なかったと言われているのです」(同)

 要は、出玉の換金額を一定に抑え、短時間で犯行現場を後にする代わりに、1日10軒のホールから搾取する−−その慎重さが犯行の発覚を抑えていたのである。

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2011年1月30日の社会記事

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