死ぬまで現役 下半身のツボ 『睡眠不足は勃起の大敵!』

 「EDになる要因で意外と知られていないのが、睡眠不足。このことに気づかず、ペニスのタチが悪くなったことを“年齢のせい”とか“運動不足”と勝手に解釈している方が非常に多い。実は、良質で深い睡眠を取るだけで下半身が元気になることもあるんです」

 食欲、性欲、睡眠欲と、三大欲求の一つでもあるため、ここが満たされていないと、SEX能力に影響を及ぼすのだ。
 詳しい理由はこうだ。
 「睡眠が足りないと、免疫力が低下して健康にさまざまな害を及ぼします。さらに、睡眠不足は脳にストレスも与えるのです。すると、人間の体はストレスへの防衛反応として『コルチゾール』というストレスホルモンの分泌が始まるのです」

 コルチゾールそのものは悪いものではない。人間に空腹感を感じさせたり、脂肪を蓄えるように指示する働きがあるのだ。
 「古来、人類が厳しい自然環境の中で生きていくための必須ホルモンだったんです。しかし、過剰に分泌されると新陳代謝がうまく働かなくなり、血管も収縮する。そして、勃起現象は海綿体に血液が流れ込んで起こるもの。血管が収縮していては、当然、勃起もしにくくなるんです」

 睡眠不足によってコルチゾールが一定量を超えて分泌されると、ここぞという時ペニスがしっかり膨張してくれないのだ。
 「せめて8時間は睡眠時間が必要です。特に夜の11時~12時と、2時~3時は睡眠のゴールデンタイムで、最も成長ホルモンの分泌も盛んに行われる時間帯。ここは、きっちりと寝ておきたいところです」

 とはいえ、忙しい現代人が8時間の睡眠時間を確保するのは難しい。また、人によって起床時間も違う。夜勤の方は睡眠のゴールデンタイムを取れない。
 「さすがに毎日とは言いませんが、たとえば仕事のない週末は、きっちりと8時間取る。それも朝の太陽で目を覚ますのではなく、部屋を真っ暗にして目覚まし時計で起床するほうが、体にもいいのです」

 意外な話だが、良質で深い睡眠を取るには、自分で決めた時間に起きるほうがいいのだ。
 「外の光に邪魔されて、8時間の睡眠が欲しいところを6時間、7時間で終わっては、結局、脳はストレスを感じてしまうのです。ですから、寝室は遮光カーテンにして日中でも部屋の中に“夜の闇”を作りあげるのです。その状態で、とにかくぐっすりと眠るのがベスト」

 こうした安眠の空間を作り上げることで、睡眠中、癒し効果を生み出すα波で、脳内は満たされるという。
 ちなみに脳波では、やや緊張した状態で発生するβ波、興奮しているときに出るγ波があるが、
 「SEXをした後に出るのがα波。つまり、8時間眠った後は、心地よいSEXを楽しんだ感覚で目覚められるのです。つまり、朝からムラムラしやすいんです。勃起不全だった方が、睡眠時間をしっかり確保した途端、若かりし頃のように朝勃ちが復活したという話もあります」

 睡眠不足=脳へのストレスも勃起の大敵。正しい睡眠法で、中折れ坊やを元気にムックリ起こしてやろう!

ドクター林
 弘邦医院(東京・江戸川区)院長。『脳で感じるセックス入門』や『お医者さまが教える癒されてもっと気持ちよくなる!』など著書も多数。ED治療にも精通しており、現在、同医院では局部海綿体注入法による「ICI治療」も行っている。

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