八百長処分後 次は放駒理事長、理事、親方衆の責任問題波及

 弟子も弟子なら、師匠も師匠だ。
 八百長問題で大揺れ続きの大相撲界。9日の緊急理事会で、八百長に関与していることを認めた元春日錦の竹縄親方や、千代白鵬、三段目の恵那司らにも給料や手当を支給し続けることを決め「やっぱり世間の感覚とズレている」と猛批判を浴びた。
 「徹底的に調査し、事件の全容解明を図って厳正に処分する、というのが放駒理事長(元大関魁傑)の姿勢です。ここで彼らを処分して大相撲界から追放したら、十分な調査ができなくなる、というのが給料を支給する最大の理由ですが、協会内に止め置くためにこんなことをするのは、やっぱりおかしい。一般企業だったら、間違いなく給料停止という仮処分を下すところですから。身内に甘いと批判されても致し方ないですね」(大相撲担当記者)

 放駒理事長は「本人が(給料を)辞退してくれれば一番いいんだけど、現状では理事会の決定に変更はない」とため息をついていたが、これと同じことが計14人の疑惑力士たちの師匠たちについても言える。
 八百長関係力士らの処分後、師匠たちも監督不行届き、あるいは指導不足ということで責任を問われることになるからだ。
 去年の夏、野球賭博事件のときは、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)をはじめ、4人の理事らが謹慎に服して名古屋場所を欠場。相撲協会の運営に大きな支障を来たした。

 今回は大相撲の根幹を揺るがす重大な事件で、とても1場所謹慎などという軽いペナルティーだけで終わりそうもない。
 「野球賭博のとき、重罪とみなされた時津風(元幕内時津海)、阿武松(元関脇益荒雄)は、向こう10年間昇格なし、という期限付きの降格処分を食っています。今度も、八百長の関与を認めたり、関与していると認定された主犯級の4人の力士の師匠は2階級降格などの重いペナルティーを科せられ、理事職も失うでしょう。有力理事の北の湖、九重理事らがこれに該当します。ことの重大さを認識するなら、彼らも、いち早く給料の一部を返納するとか、理事会出席を自粛するなどの謝罪行動をとってしかるべき。ところが、素知らぬ顔で、給料を受け取り、理事会にも出席して堂々と決議に参加している。なにをか言わんや、ですよ」(協会関係者)

 正常化の道は遠い。

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2011年2月24日のスポーツ総合記事

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