『餃子の王将』首都圏侵攻のネック

 関西が地盤の中華料理チェーン『餃子の王将』を展開する王将フードサービス(本社・京都市)の首都圏“進攻”に関係者が色めき立っている。五輪開催をにらみ今後5年間に300店を出店、首都圏で現在321店舗を展開するハイデイ日高(本社・さいたま市/店舗名=日高屋)に真っ向から挑戦状を叩きつけた格好だ。

 この業界で“西の横綱”の異名を取る餃子の王将は全国で690店舗を展開、うち約400店舗が関西地区に集中し、首都圏は日高屋の4割程度しかない。餃子の王将がもくろむ首都圏の店舗数は、その日高屋とほぼ同数だけに、両雄のガチンコ対決からがぜん目が離せなくなってくる。
 「ラーメンにせよ餃子にせよ、安くておいしければ客は群がるでしょうが、餃子の王将には、どうしても負のイメージが付きまとう。“首都圏制覇”には、これがネックになりかねません」(経済記者)

 昨年暮れに発生した大東隆行社長(当時)が何者かに射殺された事件。一時は「短期解明」と囁かれたが、事件はいまだ未解決のままだ。加えて同社はテレビカメラを入れた「愛と感動の絶叫研修風景」を売りに、気合いと根性の会社として知られる。社員の長時間労働をもたらす労務システムも以前から問題視されており、7月14日には労働基準局からの是正指導で923人のスタッフに対し2億5500万円の未払い賃金があったと発表したばかり。要は残業代を満足に払っていなかったのだ。
 関係者が苦笑する。
 「首都圏への殴り込みに当たって、そんな旧癖が幅を利かせればスタッフが逃げ出し、次いで口コミが広まって客が敬遠する。日高屋が冷静に構えているのは、それを織り込んでのことかも知れません」

 両雄並び立つか−−。

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