死者急増 危険ドラッグ『ハートショット』拡散のヤバさ

 「シャブ中は天井の節穴でさえ警察の目に思えてくる。やがて“自分はいつも見張られている”との幻想に取り憑かれ、電柱やゴミ箱までも警察官に見える。さらに進むと、“捕まる前に殺ってやる”となる者さえいる。危険ドラッグも、一度の吸引でそこまでいってしまうということです」
 こう語るのは厚労省の元麻薬取締官、小林潔氏だ。

 神奈川県警は10月20日、横須賀市の住宅で夫婦の遺体が発見された事件で、同居する次男で無職の上地真二容疑者(36)を殺人の疑いで逮捕した。
 「警察の発表によれば、上地容疑者は同月15~16日ごろに父親(60)と母親(61)の胸を包丁のようなもので刺すなどして殺害した疑いが持たれている。供述で『なぜ殺したのか自分でもわからない』と語っていますが、上地容疑者の部屋からは危険ドラッグとみられるものが発見され、以前に勤務していた会社から危険ドラッグを使用していたとして解雇されていた事も判明したのです」(地元記者)

 警察庁のまとめでは、危険ドラッグの乱用による死者は今年1~9月で74人。昨年1年間の8倍にも上る。
 「分別がつかない状態に陥り、ほとんどが急性中毒で死亡している。上地容疑者が何を使用していたかはわかりませんが、昨今では『ハートショット』なる強力な危険ドラッグも出回り、9月中旬から2週間余りで9人が死亡しています」(同)

 前出の小林氏が続ける。
 「危険ドラッグの中には、覚せい剤と大麻の一番強い成分が含まれているものもある。10年ほど前、六本木で合成麻薬を服用した人間がバタバタ死亡する事件が発生しましたが、死因を調べてみると、その合成麻薬にはヘロインとコカインという相反する効能の薬物が使われていた。今の危険ドラッグは、当時と比べさらに何が入っているかわからない。まさにロシアンルーレットなんですよ」

 被害を受ける側はたまったものではない。

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