ペナントレース、クライマックスシリーズと苦戦を強いられたソフトバンクが“負けなし”で勝ち進んだ阪神を圧倒した今年の日本シリーズ。その裏でマスコミをにぎやかせていたのが巨人選手のスキャンダル報道だ。
このネタ元は、何と「原監督サイド」という噂がある…。本来なら辞任ものの阪神とのCSファイナル4連敗敗退。しかし、原辰徳監督に代わってマスコミから“戦犯扱い”とされたのが、主将の阿部慎之助捕手と阿部がかわいがっている澤村拓一投手。巨人が出ない日本シリーズを“待ってました”とばかり、スキャンダルが発覚したからだ。
阿部の件は、2年前にも不倫が報じられた元グラビアアイドルで女優の小泉麻耶(26)との逢瀬。巨人がペナント優勝を決めた9月26日にも横浜ベイシェラトンホテルにお泊まりし、一夜を共にしたと『週刊文春』(11月6日号)が報じた。
不倫も問題だが、話をややこしくしているのが、小泉が昨年末まで所属していた大手芸能プロダクション時代、事務所の幹部との“社内枕営業”を強いられ、証拠として密かに撮影したその人物とのセックス本番ビデオがある、とされていることだ。
「これまで業界のタブーとされてきた枕営業の事実をカミングアウトしたことで、芸能界全体が神経質になっています。その上、ビデオの存在まで示唆している。しかも、小泉に頻繁に性行為を求めたとされるこの人物は、証拠写真を元に恐喝されたと応酬しており、裁判に発展する可能性がある。そうなれば、小泉は阿部の不倫相手でもあったわけで、阿部に火の粉がかかりかねない。いや、阿部自身もセックスを盗み撮りされていた可能性だってある。そんな大スキャンダルが表面化しようものなら、天地がひっくり返るほどのパニックになりますよ。球団としても放置はできないでしょう」(スポーツ紙デスク)
現に“阿部抜き”シフトの動きが出てきた。原監督は「体の負担軽減」を理由に阿部の一塁コンバートを決め、阿部も受け入れた。しかし、新人の小林誠司捕手だけでは心もとないことから、巨人は楽天・嶋基宏捕手の獲得に乗り出した。その嶋がFA残留を決めるや、今度はヤクルト・相川亮二のFA獲得にスイッチ。早い話が「何が何でも捕手阿部締め出しシフトの敢行」である。
気になる醜聞がもう一つ。阿部派の若頭的存在の澤村拓一投手と坂本勇人内野手のスキャンダル報道である。
日本シリーズ進出を懸けた阪神とのCSファイナルで敗退した夜、澤村は坂本と阪神・伊藤隼太外野手と一緒に六本木のクラブで豪遊。VIPルームで女性3人を相手に合コンしていたと『週刊ポスト』(11月7日号)がスッパ抜いた。こちらも巨人ファンから非難の声が上がった。
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