コロナ禍でさらに上がるTWICEのペース
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中でエンターテインメントの動きが止まっている。特に、国境を超えるワールドツアーなどは実施することが難しい。TWICEも3月のソウル・オリンピック公園体操競技場公演が中止になり、4月の東京ドーム公演も延期となった状態でいまだ日程が決まっていない。
しかし、こんな状況でもTWICEのスケジュールはパンパンだ。もともとTWICEはK-POP業界の中でも作品のリリースペースが非常に早いことで知られているが、今年はさらにペースが上がっているようにも感じられる。
今年だけでもすでに、韓国ではミニアルバム『MORE & MORE』(6月)、日本ではシングル「Fanfare」(7月)とアルバム『#TWICE3』(9月)をリリースしているが、10月にもまた韓国でのアルバム発売を予定していると報じられたばかり。これに加えて音楽番組への出演や、8月のオンラインコンサートもあり、コロナ禍でも忙しさはまったく変わっていないどころか、さらに多忙になっているのではないか。
JYPエンターテインメントはNiziU効果で、SMエンターテインメントやYGエンターテインメントといった他の韓国大手芸能プロダクションの時価総額を追い抜いたという。ビジネスとしての成功は素晴らしいことだが、所属アーティストのケアを怠ればたちまち失敗に転じかねないということをわかっているのだろうか。