お金がなくても高いお店に行ったり、豪華なディナーを食べたいと、女性なら誰しも思いますよね。心理学者・植木理恵先生も『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)で、「たまには美味しいものを食べないと、心も貧しくなるし顔も貧相になって行く」と話しています。

だけど「マジで外食するお金がない!」という女性は、美味しいごはんを食べさせてくれる男性“お食事おじさん”をキープしましょう。

世の中に“おじさん”はたくさんいますが、お食事おじさんにするには、どんな人を選べばいいのでしょうか。また、なぜ “おじさん”限定なのでしょうか。“お食事おじさん”をキープしているアラサー女性のA子さん、B子さん、C子さんにお話を伺いました。

1.おじさんとの食事で仕事スキルがアップしたA子さんの場合

大学生の時にバイト先で47歳の男性と知り合ったというA子さん(31歳)はこう話します。

「最初は向こうから誘って来たんです。

人見知りだったのでちょっと躊躇したんですが、タダ飯に釣られました(笑)」

意外にもトーク力が鍛えられたと言います。

「盛り上げればまた誘われると思ってがんばって喋ったんです。そのおかげで今は営業の仕事に就けました」

現在もお金がないときは“お食事おじさん”が頼りになっていると語ります。

「でも、しょぼくれた感じの人は、あまりいいお店には連れて行ってくれません。チェーン店ばっかりです。それにつまんない話や愚痴を聞かされることもあるので要注意です。

余裕を感じられる人をチョイスしてください」

2.上司と食事して会社の裏情報を聞き出すB子さんの場合

同じ会社ならではのメリットを持つB子さん(28歳)はこう話します。

「私の相手は上司なので、上層部の人間しか知らない裏事情とか人間関係など、情報収取にも役立つんです。あと仕事のアドバイスももらえるし、人脈作りも出来ます。接待で美味しいお店をたくさん知っているので、ごはんのクオリティも間違いないんですよ」

しかしデメリットもあると指摘します。

「私と2人で行ったことをベラベラと話されてしまうこともあります。噂になるリスクもありますね」

3.SNSで元スポーツ選手の食事おじさんと出会ったC子さんの場合

今や2,000万人以上が登録するFacebookですが、そこで知り合ったという主婦のC子(33歳)さんはこう語ります。

「面識のない人だったんですが、いきなりメールが来て。元スポーツ選手ということに惹かれて返事をしたら、ごはんのお誘いが来たんです」

相手の名前や年齢、職業などのステータスが見られるので、会うことにあまり抵抗はなかったと話します。

「おじさんのいいところは、自分の立場をわきまえているとこですね(笑)。グイグイ来るかと思ったら、娘の様な目で見られています。基本的に“自分がおじさん”という引け目があるんでセクハラはないんです。娘みたいに甘えると喜んでくれますよ」

A子さん、B子さん、C子さんに共通して主張しているのは、「おじさんは若い女性と食事ができること、若い女性は美味しいごはんが食べれるので利害が一致する」ということです。

年齢も自分より遥かに上なので「ワガママも言えるし、こちらからも誘いやすい」と口を揃えて話していました。お金がなくなったら、同世代よりも周りにいるおじさんに目を向けてみてはいかがでしょうか。

(福山理絵)