「怒りを感じる自分」を大事にして【小島慶子のパイな人生】

私が今こうしてハラスメントについて色々考えている根底には、10代の頃に毎朝乗った満員電車の体験があります。痴漢との戦いでした。誰も助けてくれませんでした。ぎゅうぎゅうの車両に詰め込まれた人間がしーーんとしたまま電車に揺られ、隣同士で舌打ちしたり小突きあったり、嫌がる相手の体をまさぐったりしていました。

車両に満ち満ちていたのはいろんな人が吐き出した息と、怒り。私もそんな世界に怒っていた。大人が隣の人に八つ当たりして発散している苛立ちは、本当は何に向けられたものなのだろう。それが私の原風景です。今もそこから動けません。

でも、その「個人的な怒り」が今の「ハラスメントはもうやめよう」という取り組みにつながっています。あなたも怒りを感じたら、そこに社会と通底する何かがないか見つめてみてください。

でも、あの「個人的な怒り」をこうして現在もしっかりと持っているからこそ、「ハラスメント」に正面切って向き合おうと腹を括った私がいるんだと思うんです。みなさんも「怒り」を感じたら、それを抑え込まずに、社会と通底する何かがないかじっと見つめてみてください。

【前回は…】どうせ嫉妬するなら徹底的に!

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