コントを超えた"友近ワールド"全開 座長力でライブ大人気

コントを超えた"友近ワールド"全開 座長力でライブ大人気

『友近ワイド劇場』を幸運にも三回、観ることができた。
幸運にも、と言ったのは誇張ではない。
全国七都市をめぐった公演のうち、東京と大阪のチケットは一分間で売り切れたからである。
ぼくは朝十時にウェブサイトにアクセスしていたので間違いない。

じっさい、友近のライヴには争奪戦になるほどの魅力がある。
そこには、テレビだけでは完全には伝わらない、彼女の魅力がぎっしりと詰まっている。
ある土地の空気や風土と言ったものが、絵葉書では伝わらないのと同じく、友近のライヴは現場の空気こみでないと、本当にはわからない。
舞台上の芸はもちろんだが、彼女の世界に的確に反応する観客の笑い、リアクション――ステージを包み込む空間と時間そのものが、そのとき限りの作品になっている。
だから、彼女のライヴの半分は、観客がつくっているとも言える。

友近のコアなファンには通じると思うが、彼女のネタの本質にあるのは、じつは〈笑い〉ではなく、架空の人物というフィルターを通じてしめされた世界の再構築(私には世界がこう見えている、という解釈)である。
はっきりとしたイメージの造形がまずあり、その結果として〈笑い〉がある。
何年もまえになるが、友近がまだルミネTHEよしもと(新宿)で単独ライヴを開催していたころ、堂々と花魁道中を演じ、何のオチもなく、スケッチが終わったときの凄味。
そのとき、観客は呆然としつつ、徐々にどよめいたが、そこにあるのは紛れもなく、ひとつの世界であった。
あるいはまた、『ラムのラブソング』(『うる星やつら』のオープニング曲)にあわせてダンスし、それだけで一景を完結させてしまった面白さも忘れがたい。
こうしたスケッチの総体が、文字通りの友近ワールドであり、今回の『友近ワイド劇場』でも観客は彼女のつくりあげた世界に、どっぷりと浸ることになる(いつものように公演時間は三時間を軽く越えた)。
そして、彼女の思い描くイメージをつくりあげるために、バッファロー吾郎A、飯尾和樹、秋山竜次、近藤春菜、シソンヌじろう、渡辺直美、ゆりやんレトリィバァという、最高の才能が集結した。


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