「よしもとあおぞら花月×みんわらウィーク」~九州豪雨被災地で、地元芸人が手作りベンチを寄贈~

「よしもとあおぞら花月×みんわらウィーク」~九州豪雨被災地で、地元芸人が手作りベンチを寄贈~

九州北部の豪雨から一年、未だ災害の爪痕が大きく残る福岡県朝倉市。恒例となった仮設住宅の慰問ライヴ「あおぞら花月」は、今回"笑いの日"でもある「8月8日」に行うということもあり、被災者にスペシャル・プレゼントを用意することに!
リーダーを務めるのは福岡よしもとの「高田課長」。彼からプレゼント・ミッションの任命を受けたのは、同じ福岡よしもとに所属するトリオ芸人「だんごばーな」、福岡県住みます芸人の「ぶんぶん丸」と「マサル」の6名。朝倉郡杷木にある仮設住宅に集結し、今なお不自由に暮らす被災者のみなさんに "笑い"と"プレゼント"を届けました。

この日は、地元福岡では"木工芸人"としてすっかりお馴染みとなった高田課長を中心に、みんなで仮設住宅の広場に置くお手製のベンチを作ることに。
図面作成から、資材の仕入れ、切断、寸法、組立、塗装まで、すべてイチから自分たちの手で行うとあって、「今日はとくに手先の器用な若手を引き連れて来ました」と高田課長。選び抜かれた先鋭たちが呼ばれました。

到着した7人は、まず資材と自前の工具の積み下ろしに取り掛かり、高田課長から飛ぶ作業と配置の指示に従って、各自持ち場へ。スムーズに作業に取り掛かるメンバーの姿は、まるで職人さんです。
一週間前から図面制作、お金の計算、試作品作り、またレンタカーを借りてホームセンターで資材を購入するところから準備がスタート。現場での本格的な作業に仮設住宅の住民たちも"本職"の人と勘違いしているようすです。

黙々と作業に勤しみ、華麗なチームワークで順調に制作すること4時間。予想以上のスピードでベンチは完成しました!

塗装を担当したのは、高田課長から「塗装と言えばこの人でしょう」と指名を受けた、だんごばーなのジャガ。仕上がりの印象を左右する重要な仕事です。「"塗装と言えば?"は初耳ですけど(笑)、仮設住宅の色合いにもしっくりきた感じに出来上がって良かったです。けど、これ見てください!この腕と靴についたシミ、洗っても落ちないんですよ~(泣)」と泣き顔のジャガ。丹精込めて二度塗りを施したベンチは、明るめのブラウンで、仮設住宅のブラックともモダンに溶け込み、高田課長からも太鼓判! すると一瞬で笑顔になったのでした。

「ノーミスの仕上がりでしたね」と、同じく高田課長から仕事ぶりを評価されたのは、寸法と塗装補助を担当したぶんぶん丸の山田直樹。九大理学部地球惑星科学科出身のマネージャーが書いたという図面に合わせて寸法を測り、線を引く、繊細で緻密な仕事をやりきりました。「僕、大学で製図とか作っていたんです。元博多織のデザイナーという経歴も生かせたと思います!」と、胸を張り、達成感いっぱいの表情です。

「だんごばーな」のまるおは、座り心地を決定づけるヤスリを担当。「これが意外と大事な工程なんですよ!トゲとかで怪我をしないように、座面はすべて削っています。手を抜こうと思えばいくらでも抜けちゃう作業なんですけど、全力で思いを込めました。板も、心のバリも丸くするまるおです」と、上手くまとめてみせたまるおでした。

また、ぶんぶん丸の池田義之は、いろんなシーンで重宝されていた存在。「僕はみんなが"ここ押さえてくれ!"ってところを押さえる、"押さえ芸人"として頑張りました(笑)。あと、指示を円滑に伝え回るという重要な役割も担いましたね」と、感慨深げに説明。高田課長を含むメンバーもその頑張りに納得したようすで頷きます。

そして、「現場助監督」と紹介を受けたのは、誰よりも衣装がこの場に合っていたマサルさん。「本場の衣装ですけど、本当に汚れて演出に深みが増しました(笑)。角を取る面取りを担当しましたが、ふだんは解体が専門なんで、あと10分後には全部バラしますね」と言い放ったマサルは、間髪入れずに総ツッコミを入れられていました。

ラストはだんごばーなのジョージ。「残る工程は何だったっけ?」とみんなが考えていると、「僕はみんなに冷たいアクエリアスを提供するという担当でした」と、これまた達成感に満ちた表情で語るジョージ。
すると、「確かにメチャクチャ大事だった!とくに、出すタイミングが絶妙。そこ良かった~!」と、その頑張りに大絶賛。予想以上の賛辞に照れるジョージは、手応えを噛み締めていました。実は、資材のカット工程で、工具の歯の寸法も考慮した職人並の手際に、高田課長から感心されていた彼。さりげなく、これまでの経験で培った腕前を発揮していました。
以上すべての工程に関わり、統括した高田課長は、ベンチ制作において自身がもっているDIY知識を集約させて制作。「ジャガとぶんぶん丸が腐食剤を二度塗りしたから撥水加工があるし、軽く持ち運べる素材を使っていたり、あと座ったり、立ち上がるのに、一番ラクだと言われている高さにしました。

それに一番は、被災地という場だからこそ、円に配置できるようにしたくて今回の六角形になる形を採用しました。人と話す時にはやっぱり顔を合わせた方がいいし、コミュケーションが自然と取れるようなシチュエーションを作ることができればなって」(高田課長)。向かい合っても近すぎず、遠すぎず、ほどよい距離感が心地いい六角形。広げて円を大きくすることや、並び変えて縦長に配置することも可能で、簡単に配置替えができるのもこだわりのポイントだとか。趣味を突き詰めた"木工芸人"としての手腕が光ります。

これには住民たちも大喜び!「実用性があるので、本当に助かりますね。花火とかバーベキューする時や、今日みたいなイベントの時なんかにも便利ですよ」と満面の笑み。さっそく座って感触を確かめたら、記念撮影です。実は、芸人だけで黙々と作業していたこともあり、喜んでもらえるか少し不安がっていた芸人たち。住民からの「ありがとうございました!」の大合唱をもらい、安堵したようです。

また、この日一番の目玉でもあるネタ見せも大盛り上がり! お客さんと会話を進めながら一発芸を繰り出すマサルさん、得意の似顔絵を披露して拍手喝さいをもらったぶんぶん丸、風船芸でお客さんとの掛け合いを楽しんだだんごばーなと、ノンストップでネタリレー。



お客さんとの距離を縮めたところで、今度は高田課長の仕切りの下、お客さんと芸人が一緒になってジェスチャーゲームをする展開に。

「トイレをがまんするウルトラマン」にトライした85歳のおじいさん、「盆踊りするゴリラ」で芸人並のインパクトを残してくれた男性など、ユーモアのある楽しい掛け合いで、お客さんと笑顔溢れる時間を過ごしました。

すると、あっという間にお別れの時刻となり、高田課長より改めて挨拶です。「水害から1年が経ちました。微力ながら少しでも皆さんに元気になってもらおうと、いろいろ考えてベンチを作りました。ぜひ、円になってお話をしながらまた元気になってもらいたいと思います。長く使ってもらえたら嬉しいです。これからも頑張ってください!今日は本当にありがとうございました」(高田課長)。

炎天下の中、汗水垂らしてゼロからの制作したプレゼント。気持ちを込めて作ったイスは、さっそくみんなが集まる仮設住宅の憩いの場に置かれました。

住民たちの屈託のない笑顔で、今回もたくさんのエネルギーをもらった一行。復興はまだ道半ばである上、ゲリラ豪雨や、台風のシーズンも重なり、依然油断ができない状況が続いています。これからも福岡よしもとは、被災地に出向き、継続的な活動を続けて行く予定です。


【高田課長】【ぶんぶん丸】【マサル】【だんごばーな】

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