真田幸村ゆかりの地で芸術祭!世界遺産×現代アート「くどやま芸術祭2021」9月19日(日)~10月17日(日)の1ヶ月開催
くどやま芸術祭は 「町が丸ごと美術館に!」をキャッチコピーとして開催される、和歌山県九度山町がアートで彩られる芸術祭!真田幸村ゆかりの地として知られる九度山町を美術館にするため多彩なアーティストが参加!

▼イベント内容

2016年に初開催した「くどやま芸術祭2021」は今年で2回目。9月19日(日)~10月17日(日)のおよそ1ヶ月開催されます。


【世界遺産×現代アート】
真田幸村ゆかりの地として知られる九度山町は、実は、世界遺産の慈尊院や丹生官省符神社など歴史遺産にも恵まれた町なんです!

そんな九度山町の世界遺産や観光施設、町内の空き店舗など43カ所が会場となるのが「くどやま芸術祭2021」。九度山町を観光しながら、様々なアートを感じられるのが「くどやま芸術祭2021」最大の魅力です。芸術と歴史の融合をぜひお楽しみください。

▼イベントの様子

10月に入り、そろそろ秋の気配が感じられるようになってきました。
秋といえば、食欲の秋、音楽の秋など多くの楽しみ方がありますが、九度山町で開催されている「くどやま芸術祭2021」では、行楽の秋、そして芸術の秋を存分に楽しめます。「町が丸ごと美術館に!」というキャッチコピーに偽りなし!

山や森に囲まれた、自然豊かな風景の中に、魅力的なアート作品が、これでもかと町のいたるところに展示してあります。


まず南海の九度山駅を降りるとすぐ、メインビジュアルとなっている鷹と写真を撮影できるフォトスポットがお出迎えしてくれます。

これからどんな美術品を鑑賞できるのかと、坂を下りながら、期待に胸を躍らせた というか そんな暇もなく、次のアート作品が目に飛び込んできます。それが、伊藤博敏さんの「石」を使った作品たちです。ただ、見た目は全く「石」を感じさせません。

なんと、アイスキャンディーやケーキなど、ほんものと間違ってしまうほどの仕上がりになっています。何より驚かされたのが、ぜんざいです。
少し焦げ目がついたお餅と、小豆を石で完全再現されていました。ぜんざい好きな人は間違えて食べてしまわないよう注意が必要です。
そして「まちなかエリア」を進むと、少し入り組んだところにあるのが、インスタ映え間違いなしの蔵です。この蔵には、谷口和正さんの作品が展示されています。

木がアルファベットに加工されていて、木の中に仕込まれたライトに照らされると部屋全体にアルファベットが浮かび上がるんです。
年季の入った蔵が、インスタ映えスポットに変貌していました。


そして、メインの世界遺産エリアではさらに度肝を抜かれます。空海ゆかりの世界遺産「慈尊院」の拝堂には、側面すべてに大西高志さんの絵画がはめ込まれています。どの絵画も、鮮やかな赤色の九度山町の花「ボタン」が描かれています。

ただ、そんな鮮やかな絵画でも、慈尊院とマッチしてもともとこんな側面だったのかと思わせるほどでした。ただ、よく見ると どの絵画にも違和感が・・・・。
なんと、ドローンや様々な端子が描かれているんです。
もっとも目を引くのが、2対の金剛力士像 1体がタブレットを持ち、耳にはワイヤレスイヤホン。もう1体は、ガスマスクをして機関銃を持っているんです。世界遺産の重厚さに負けない、大西さんの遊び心。つい見入ってしまいます。

そして、慈尊院の境内の奥にある、長い長い石の階段。これを上った先にあるのが、「丹生管省符神社」です。

階段の先にはどんなアートが展示されているのか?!期待に胸を膨らませながら一段一段上っていきます。

登り切った先にある鳥居越しに見えたのは、なんと境内にポツンと置かれた巨大な白い卵。
なんだこれは?とあっけにとられてしまいます。ただ、見れば見るほど、これまでの人生で見たことがない不思議な絵面に心を奪われてしまいます。この作品を作ったのは笠井祐輔さん。見るだけではなく、実際に椅子として使える「巨大卵」は、座る人を、赤ちゃん気分させてくれる、不思議な椅子でした。


今ご紹介したのは、約300点もある作品のほんの一部です。行楽の秋、芸術の秋を一度に体験できる「くどやま芸術祭2021」にぜひ足を運んで、世界遺産と現代アートに融合を目の当たりにしてください。

10月16日(土)からはクロージングイベントも開催するそうです。世界遺産が灯篭の光でライトアップされる姿は必見です。

【参加アーティスト】
大西高志、八太栄里、はやしだちか、池原悠太、伊藤博敏、谷口和正、向井正一、亀井潤、
アストロ温泉、笠井祐輔、ナカジマダイスケ(東京盆栽生活空間)、田中誠人、奥田誠一、
AWAYA/あわ屋、ひらのまり、西崇、宮崎雄樹、monad、藤原正和、鈴木ひょっとこ、
spirogram、村山大明

【作品数は約300点】
20人を超えるアーティストだけではなく、公募および、町内アーティストの作品も展示。
絵画や陶芸、立体作品など その数は約300点!

【開催場所】
・「真田のみち」商店街を中心としたまちなかエリアの各所
・「慈尊院」「「丹生管省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)」を中心とした世界遺産エリアの各所

【最後を飾るイベント】
芸術祭ラストの週末、10月16日(土)から、クロージングイベントを開催。

世界遺産の「慈尊院」「丹生官省符神社」を会場にして、
灯籠によるライトアップを行い、世界遺産を「光」で幻想的に演出します。

【#くどやま芸術祭2021キャンペーン】
くどやま芸術祭2021ではインスタグラムを使ったキャンペーンも実施。参加は簡単!
公式インスタグラムをフォローして、「くどやま芸術祭2021」の写真を「#くどやま芸術祭」をつけて、インスタグラムに投稿するだけ!キャンペーン期間中に、素敵な写真を投稿していただいた方々の中から、審査により「芸術作品賞」を選定し、参加作家のサインが入ったオリジナルグッズをプレゼント!
まずは公式インスタグラム「@kudoyama_art」をフォローしてください!

応募期間:2021年9月19日(日)~10月31日(日)
結果発表:11月20日前後、公式インスタグラム「@kudoyama_art」内で発表
各賞:芸術作品賞
応募方法:九度山町へ行きアート作品や風景など「くどやま芸術祭2021」に関する写真を撮影
応募条件:公式インスタグラム「@kudoyama_art」をフォローいただいている方/インスタグラムのアカウントを「公開アカウント」にしている方

【なぜ九度山町で芸術祭?】
高野山の玄関口にある、山あいの町九度山町。都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間が流れるこの町は、芸術と歴史が融合する町なんです!

【真田幸村ゆかりの地】
九度山町は、歴史好きにはたまらない、真田幸村ゆかりの地なんです!真田幸村ゆかりの寺院「真田庵」や「九度山・真田ミュージアム」など真田にまつわる名所が随所に見られる町!
2016年大河ドラマ「真田丸」の放送により「真田ゆかりの地」として一躍脚光浴びました。さらに、世界遺産 弘法大師空海ゆかりの「慈尊院」や「丹生管省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)」もある歴史遺産に恵まれた町でもあります。

【芸術と歴史・文化が融合する町】
歴史・文化の見所たくさんの九度山町は、日本画の巨匠・故平山郁夫氏の奥様・美知子氏ゆかりの町でもあります。また、日本のヘレンケラーと称された、筆を口にくわえた書画を描いた大石順教尼ゆかりの町!九度山町は「歴史と文化の薫り高い町」なんです。

イベント概要
■イベントタイトル:くどやま芸術祭2021
■開催期間:2021年9月19日(日)~10月17日(日)
■開催日時:午前10時00分~午後4時00分
※店舗・施設内での展示は、各店舗・施設の営業時間のとおりです。
■入場無料:無料
■会場:和歌山県九度山町「真田のみち」商店街を中心とした“まちなかエリア”の各所/「慈尊院」「丹生官省符神社」を中心とした“世界遺産エリア”の各所
■公式サイト:https://kudoyama-art.com/2021/
■公式SNS
Facebook:https://www.facebook.com/kudoyamaart/
Twitter:https://twitter.com/kudoyama_art
Instagram:https://www.instagram.com/kudoyama_art/