三重県志摩市の浜辺でモーターパラグライダーの離陸に失敗した男性が海に着水して溺れ、死亡しました。

鳥羽海上保安部によりますと、きょう午前10時半すぎ、志摩市和具の浜辺で、背中にプロペラが付いた「モーターパラグライダー」をしていた東京都に住む新野雅史さん(48)が離陸の際、低空のまま高度が上がらず離陸に失敗し、浜辺から100メートルほどの沖合に着水しました。



新野さんが自力で海から戻ることができない様子だったため、浜辺にいたモーターパラグライダー仲間が鳥羽海上庁に118番通報しました。

離陸から20分ほどで消防が駆け付けましたが、新野さんは心肺停止の状態で引き揚げられ、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。死因は溺死でした。

新野さんはモーターパラグライダーの愛好家8人と浜辺を訪れていて、新野さんはおよそ10年の経験があったということです。

鳥羽海上保安部などは事故の原因を詳しく調べています。

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