
シマアジ。
ネットリとした食感がたまらない。
口の中でシャリがほどけてネタの旨みと一体化する。
これも、悶絶(笑)。

マグロ漬け。
見よ!
このエッジの立ったさまを!
これもまたネットリと舌にまとわりつくような食感。
マグロの味と香りが見事なまでに引き出されている。

トロ。
いうなれば、ひと夏の恋。
はじまったかと思うと一瞬で終わる。
でも、味の余韻という思い出が残る。
詩人だな、私は(笑)。

イワシ。
実は私、青魚が苦手だった。
しかし、ここのは別。
くさみも何もないから、むしろ、好きになった。
上にちょこんとのせたショウガが、イイ仕事してる。

のどぐろ。
中盤に入ったところで、アッパーカットを食らった気分。
のどくろといえば、焼き魚の最高峰。
ゆえに、軽く炙ってあるところがニクい。
同じものをあと20カンは食べられる(笑)。

マアジ。
のどぐろで完全にダウンしているところにフルボッコ。
もう、勘弁してくれ(笑)。

いくら。
ヨソで食べるいくらは味が濃すぎて、正直、苦手なんだけど、ここのは別格。
とても上品な味わい。
これも20カンはイケるな(笑)。

車海老。
しかも、直前まで生きていたものを使用。
ゆえに、甘みがしっかり。

穴子。
手前が塩で、奥はツメ。
いずれも口の中でとろけるような食感。
ギリギリ形を維持している穴子を握る大将は、やはりタダモノではない。

玉子焼き。
カステラのようなふんわり、しっとりとした食感。
甘いけど、シャリに合うのが不思議。

だし巻き。