『もし自分に何かあったら、猫は…』亡き友人との『最後の約束』を果たす様子に感動の声「涙が止まりません」「大事にされていたのがわかる」

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古くからの友人が無念にも遺していってしまった3匹の猫。友との最後の約束を果たすため、託された猫たちを救い出すことになり…?

猫たちと飼い主の絆が多くの感動を呼び、注目を集めている投稿は、記事執筆時点で8.6万回以上再生され、「涙なしには見られない」「猫ちゃんたちがこれからも幸せでありますように」といったコメントが寄せられることとなりました。

毛玉に覆われた3匹の猫

YouTubeチャンネル「キャットグルーマーTV」に投稿されたのは、亡き飼い主さんに託された3匹のペルシャ猫たちが綺麗にトリミングされていく様子です。

猫たちの元の飼い主さんは、今回トリミングを行ったみーちゃん先生の古くからの友人なのだといいます。脳の病気を患ってしまい、少しずつ進行していく辛い状況の中でも、愛用していたコームで欠かさずに猫たちのお手入れをしてきたのだそうです。

しかし、最後の半年間はほとんどお世話ができなかったそうで、猫たちの長い毛はもつれて毛玉になってしまっていたといいます。

最後の約束…亡き友人が託した『宝物』

元の飼い主さんは、生前から「自分に何かあったら猫たちはみーちゃんを頼ってほしい」と言っていたそう。みーちゃん先生は友人との最後の約束を守るべく、3匹の猫たちを救出したのです。

半年間お手入れをしていない猫たちの体は毛玉で覆われ、爪も伸びきっていて肉球に刺さっていた部分もあったのだとか。

もつれて固まっている毛を丁寧に刈り、爪切りをしていく最中、猫たちは3匹ともみんな暴れることなくお手入れをさせてくれたといいます。

深く大きい愛情の証

猫たちが嫌がらずに身をゆだねる様子が、日頃から元の飼い主さんがこまめにお手入れをしていたことを物語っているかのようです。毛玉が取れてすっかり綺麗になった3匹の姿は、飼い主に万が一があった時の猫のその後について、多くの人々が考えるきっかけを与えてくれたのでした。

投稿には、「(猫たちが)触られても嫌がらないのは、飼い主さんから愛されてたからですね」「私が居なくなった時の事を改めて考えるキッカケになりました」「ご遺品のコーム見たら、大事に大事に愛情注がれてたんだろうなと私まで泣けてきました」「たとえ毛玉ができたとしても、大好きなお母さんに最後まで寄り添うことができて、この子たちは幸せだったのではないかと私は思います」などのコメントが寄せられました。

YouTubeチャンネル「キャットグルーマーTV」では、猫のお手入れの方法のレクチャーや実際にトリミングを行う様子など、猫に関するあれこれを発信されています。

写真・動画提供:YouTubeチャンネル「キャットグルーマーTV」さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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