『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

PR(#) 公式サイト(https://www.wowow.co.jp/drama/original/coldcase3/)

(c)WOWOW/Warner Bros.Intl TV Production



WOWOWだからできる高品質ドラマ
メインキャスト5人の豪華座談会も必読!

2016年、2018年と二度にわたりシリーズ放送され、大好評を博したWOWOW『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』。視聴者の高評価のみならず、芸能界からも出演希望の逆オファーが届くという注目作となった本作が、約2年ぶりにシーズン3として帰還する!



本特集では、本作のそもそもの魅力や新シーズンならではの見どころを解説するほか、吉田羊永山絢斗滝藤賢一光石研三浦友和、というメインキャスト5人への座談会インタビューも敢行! WOWOWだからできるハイクオリティドラマをとことん堪能してほしい!



『連続ドラマW コールド
ケース3 ~真実の扉~』
の見どころポイントを解説!



(https://lp.p.pia.jp/article/news/145101/index.html)

吉田羊らメインキャスト5人
座談会インタビュー



『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

撮影:源賀津己

チームを組むのも3シーズンめということで、息もピッタリになってきた『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』のメインキャストたち。ここでは、石川百合役・吉田羊、高木信次郎役・永山絢斗、立川大輔役・滝藤賢一、金子徹=ねこさん役・光石研、本木秀俊=代理役・三浦友和の5人が集結しての豪華座談会をお届け! 「(笑)」の数からも、5人の間に流れる空気とチームワークが伝わってきます!




『コールドケース』ならではの
第1話冒頭のダーツシーン

── まずは、撮影が印象に残っているシーンを挙げていただけますか?



吉田 捜査一課全員が集うシーンは、撮影が毎回楽しみですし、印象に残っています。ほぼワンカットで撮っているので緊張しますが、これまで積み上げてきた信頼関係があるので。

たとえ誰かがミスをしても、明日は我が身と言わんばかりにフォローし合って撮りきっています(笑)。穏やかな楽しさもあり、その雰囲気が私はとても好きですね。ライブ感とリズムを意識したテンポのよい掛け合いができていると思います。



── 皆さんがダーツを楽しんでいる第1話冒頭のシーンで、まさにライブ感とリズムを感じました。



吉田 我々も大好きなシーンです(笑)。実際にも投げましたよね?



光石 うん。もちろん練習のためですが、スタッフの皆さんもやってみたりして。



吉田 結局、その場にいる全員が投げました(笑)。誰が一番上手いかを競いつつ。



光石 意外な人が上手かったりしてね。



吉田 そうそう。友和さん、すごくお上手でした。



三浦 でしょ?(笑) でも、本番のときに失敗するという……。



全員 (笑)。



三浦 本番に弱いんです。



吉田 その感じがまた可愛らしくて。



永山 僕は上手くもなく、驚くほど下手でもなく、中途半端にぼちぼちで……。



全員 (笑)。



永山 でも、すごく楽しかったです。捜査一課全員が集まるシーンって1日中セリフ地獄ではあるんですけど(笑)、その一方、スタッフさんも含めほぐれている雰囲気があって。ゲストの方々がいらっしゃる日は、また違う緊張感がありますから。



吉田 「ちゃんとしなきゃ」って思うよね。



永山 そうなんです。



『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

滝藤 僕の場合は、翌日に立川のすごく大事なシーンを控えていて……。



吉田 ダーツどころじゃなかった?(笑)



滝藤 「このシーンの立川はこうだと思います!」なんて話を、隅っこでずっとしてた(笑)。



永山 すみません。そんな滝藤さんの横で(笑)。



三浦 でも、ダーツのシーンってあんなにいい仕上がりなのに、実はカットしようかという意見もあったらしくて。



全員 え~!?



三浦 ああいったシーンも、『コールドケース』ならではだと思うんだけど。



吉田 あのシーンが第1話の冒頭に示されることで、シーズン3の見方が分かりますよね。



三浦 うん。5人の関係性こそが、物語の軸にあると分かっていただけると思う。



百合の感情が見どころの第6話
濡れる立川が見どころの第8話

── そんな5人が各話で事件に取り組んでいくわけですが、どの事件のエピソードが印象的ですか?



吉田 ひとつ挙げるとしたら、私は第6話ですね。デートレイプが題材の回で。ゲスト出演者である山口紗弥加さんのお芝居が圧倒的でした。台本を読んだだけでは起こらなかった感情を、山口さんが引き出してくださったんです。おかげで、これまでの百合さんだったら出さないような感情を見せる場面も生まれて。



光石 第6話はすべてが圧巻でしたよね。あのシーンの百合さんも本当に印象深い。



吉田 百合さんがどんどん素直に、人間らしくなっているのが分かると思います。



『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

── キャラクターの成長や変化と言えば、立川さんが物語の中心となる第8話も。先ほど話に出た“大事なシーン”も、第8話で見られますね。



滝藤 そうです。今まで見せなかった百合の一面を羊さんが演じられたように、僕も今シーズンにはそんな挑戦がありました。念願のシャワーシーンもありましたし。



吉田 ないでしょ!(笑) “屋外のシャワー(※雨のこと)シーン”はあったけど。



滝藤 「やりたい。やりたい」と言い続けていたんです。濡れたくて。



全員 (笑)。



滝藤 ようやく濡れました。服を着ていたので逆にエロいかと。



── 滝藤さんが『コールドケース』のセクシー担当なんですね(笑)。



滝藤 いや、セクシー担当は絢ちゃんじゃない?



永山 いやいやいや。でも、第8話の立川さんはすごくかっこよかったですし、滝藤さんの力の入れ具合も伝わってきましたから、僕も便乗してちょっとかっこつけました(笑)。



吉田 そうだったの!?



永山 はい。



吉田 全然気づかなかった(笑)。でも、あのエピソードでは、立川を守ろうとする仲間たちの思いにもぐっときましたね。



台本を読んだときから注目だった
ねこさんの「バカヤロウ」

『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

撮影:源賀津己

── シーズン3は、登場人物それぞれの素顔がより見えてくるシーズンでもあります。



光石 さっき言った百合さんが感情を露わにするシーンもそうだし、立川の嗚咽もそうだし。ああいうのは、今までのシーズンにはなかったよね。



滝藤 僕は第8話の台本を読んだときから、ねこさんの「バカヤロウ」に注目していました。

光石さん、この「バカヤロウ」をどう言うんだろう? って。そのひと言が、僕らの関係性を物語るじゃないですか。だから難しいだろうなと思っていたのに、いやもうお見事でした。



吉田 最高でしたよね。



光石 あ~。太文字で書いておいてください(笑)。



全員 (笑)。



滝藤 さっき、この話を座談会中に振るようLINEで指示があったんです。



吉田 自分からは言えないから?(笑)



滝藤 役目は果たしました。



── (笑)。シーズン3では、ねこさんが代理に代わってチームを管理する立場にもなりますね。



吉田 あれって、ちょっとは気持ちがいいもんですか?



光石 いやあ……。

気恥ずかしいし、器じゃないと思っているんじゃないかな。



滝藤 まさに、今までにない展開(笑)。あと、代理が上司に対して珍しく声を荒げるシーンもありますよね。



吉田 そうだった! あんな代理は初めてですよね?



三浦 言われてみればそうかも。



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光石 絢ちゃんも今シーズンは結構怒ってない?



永山 いや、信次郎は毎シーズン怒ってるんで……。



全員 (笑)。



吉田 でも、確かに今シーズンは特にそうかも。隣でお芝居をしていても止めたくなくて、「いっちゃえ」と思いながら怒る高木を見ていました。



永山 (高木と兄の過去が物語に関わってくる)第1~2話もありますしね。信次郎の成長が見えてくるシーンは、やっぱりありがたいです。



吉田 大人になったよね。



永山 大人になりました!



全員 (笑)。




シーズンを重ねることで
深まってきた5人のチームワーク

── 最後に、『コールドケース』の魅力をあらためて聞かせてください。



吉田 人間の弱さ、愚かしさに愛情を持って寄り添い、相手の思いを聞き取り、すくい取っていく。それが、私たちの日本版ならではの魅力かなと思います。あとは、シリーズとして続けられていることで、役者とキャラクターが一体化し、一緒に成長できている良さがあることですね。だからこそ、2年後、3年後に(次シーズンを)やるとしても、そのときにしか見られないものが見られるはず。できれば、このまま続けていきたいですね。



三浦 3シーズン続いてきたわけですが、シーズンを重ねる中で5人のチームワークがどんどん出来上っていく良さがある一方、ゲスト出演者の方々に引きずられ、面白いものが生まれる良さも変わらずあって。とにかく豪華ですからね。しかも、皆さん自ら「出演したい」と言ってくださっているそうで。作品がいい方向に向かっているのを感じています。



光石 おふたりの話になにかをつけ加えるとしたら、画作りの素晴らしさですね。それを実現するチームワークもある。それに尽きるんじゃないかな。



『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』特集2

永山 僕は信次郎として、この作品に関われたことがうれしいです。ゲスト出演者の方々の熱を、僕らは受け止める立場にいる役どころですから。なかなかない経験だと思いますし、本当にいいチームワークの中で撮影できているのが画にも出ていると思います。それに、なんと言っても見やすいですしね。たとえシーズン1~2を観たことがなくても、3から気軽に観られると思います。



吉田 でも、シーズン3の最終話に関しては、1~2をふまえて観ていただきたいかな。もちろん、3を観た後で、1~2を観て新たな発見をする楽しさもあるでしょうけど。



永山 そうですね。3からじゃダメです。シーズン1からぜひ(笑)。



全員 (笑)。



滝藤 僕にとって『コールドケース』は、魅力的じゃないところを探す方が難しい作品です。ただ、その中でも立川がね……。



全員 (笑)。



滝藤 とりわけ魅力的。皆さん魅力的ですけど、とにかく立川が魅力的。僕が今まで演じてきた役の中でも断トツです。



吉田 俳優・滝藤賢一史上最高にかっこいいですからね!



滝藤 だから、このままシリーズが続いてくれないと僕は悲しくなっちゃいます(笑)。





WOWOW 『連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~』
12月5日(土)スタート(全10話、第1話無料放送)
毎週土曜夜10時よりWOWOWプライムにて放送

※過去シリーズ一挙放送
『連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~』
12月1日(火)、2日(水)順次放送
『連続ドラマW コールドケース2 ~真実の扉~』
12月3日(木)、4日(金)順次放送



監督:波多野貴文、内片輝、守下敏行



脚本:酒井雅秋、瀧本智行、野木萌葱、吉田康弘、蓬莱竜太、瀬々敬久



音楽:村松崇継



出演:吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研/三浦友和



特設サイト  https://www.wowow.co.jp/drama/original/coldcase3/
番組公式インスタグラム @coldcase_jp





(c)WOWOW/Warner Bros.Intl TV Production





取材・文:渡邉ひかる




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