【ボートレース児島・GⅡMB大賞】師匠の直前の連絡を意気に感じた28歳が特別戦初優出「師匠に気に掛けてもらえるだけでありがたい」機力も精神も最高潮

特別戦初優出を地元でつかんだ前原大道



 師匠の励ましに結果で応えた。前原大道(まえはら・ひろみち、28歳)=岡山・123期・A1=が、大逆転で準優2着をつかみ、地元で特別戦(GⅡ以上)初優出だ。


 今節の直前に、師匠の吉田拡郎(43)=岡山・90期・A1=から連絡があった。「ペラ調整の方向性について話してくれて、頑張れよと言われた。気に掛けてくれるだけでありがたい。拡郎さんのおかげです」。エンジンも精神状態も、師匠の言葉でしっかりと最高潮に整った。

 機力はここにきて一気に充実した。「今なら全部の足に二重丸を付けてもいいかも」。加えて判断もさえ、準優は1周BSは5番手あたりだったのに、「2着に上がる展開が見えた」という絶妙の運びで大逆転した。

 「これで(来年の)オーシャンカップ(GⅠ・GⅡの優出ポイント上位に出場権)につながる権利も発生。ゴールと優勝を目指します」。師匠のSG初Vがオーシャンカップだった。同じ舞台にまず立つため、最大限のポイントを得る。


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