初日は2着発進の宮内直哉
ヒヤリとした。宮内直哉(35)=東京・114期・B1=が初戦2着に入った。
手にしたのはエース機候補の一つである31号機。前検から出足系統に自信を持って迎えた初日は1R4枠での1回走り。ただ、「起こした瞬間に5、6号艇の引き波に乗ってしまって」とその影響を受け、他艇はコンマ10前後のSを決める中、痛恨のコンマ31。
「やってしまった」。万事休すと思われたが、1Mは小回りターンで大敗の危機を脱すると、2Mは豪快なターンで他艇を突き放し2着を確保した。「この2着は大きいです」とレース後にはホッとした表情を浮かべた。
機力に関しては「出足はやっぱり良さそうですね。現状でも満足はしています」と出足は良好な状態にある。ただ、「数字(2連対率59%)を考えたらもう少し伸びてほしいですね」。勝負の2日目へ、さらに機力を引き出して臨む。