
【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】
打算なしの全力プレーが最高の結果を生んだ。
「何着なら準決勝に行けました?」。
「2着までの全員と、3着だと上位の2人だけですね」と答えると、「3着だと4分の1だけか…」。そこまで素早く計算しながら、勝ち上がり方式は計算になかったとは意外。レーサーの本分として、シンプルに勝利を目指した結果の1着だったとは素晴らしい。
「試走が普通に走れたので頑張れたらと思った。1着は上出来。雨ならこれぐらいの走りはできました。ハンディ位置を生かせましたね」
今は最高ハンディの40m前。ただ元々は10m前の位置でSGにも出場するなど奮闘した戦歴も持つ。準決勝もがむしゃらに逃げて、ファンへの貢献という本分を全うする。
▼7R 斎藤隆充が必死に逃げ粘る。56-1=356。
▼8R 軽ハンディ勢の誰が2着に粘って最重ハンディ組のワンツーを阻止。56-全-56。
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仲間からの勝利の祝福に手を挙げて応える斎藤隆充