
【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】
2日目6R、根田空史(36)=千葉・94期・S1=が、大穴を開ける逃げ切りを見せた。
打鐘で前を抑えて先行態勢。
だが終HSでは「驚きましたよ。後ろを見たら、新田さんは自分の内にいたんです」。新田はカマシながら内に切り込んで、根田の真横まできていた。
「駄目もとで行った」とそこからは新田に外から合わせるように踏み上げ、最終的には逃げ切り。2着の新田はマークの決まり手となった。
「弥彦記念で〝ギックリ背中〟になったんですが、〝山賀治療院〟のおかげで良くなった」。同県の先輩の山賀雅仁に治してもらい、調子が急上昇。直前の練習も好時計が出た。
「セッティングも出ている。あとは気持ちだけ」。初ビッグ出場から14年半。
▼11R(根田空史) 単騎戦だが、神奈川勢に続いての確定板はありそう。9-6=13457。
▼5R(大川龍二) 河端朋之のカマシに乗って白星。4-79-123789。
【2日目6R レース結果】
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強豪撃破で準決に進んだ根田空史